5.嫌われていないかも？ ページ7
A視点
お粥を食べ終わったあと、私は少し眠りについた。
夢の内容は立原さんに暴言を吐かれている夢だった。
私の夢にまで立原さんのツンの影響は来るんだな…。
丁度今起きたのだが、立原さんはどこかからか椅子を持ってきたのか座って寝ていた。
こう見るとよくわかる立原さんのスタイルの良さ。
スタイル良すぎるよね。
筋肉ついてる人とは思えないくらい、スタイルが良い。
立原さん椅子から落ちたりしないか？大丈夫か…？？
…立原さん、私のベッドで寝かせようかな…。
…起きた瞬間暴れられそう…。
…立原さんが起きるまで見守っていよう。
と思って私は一応時計を見ていた。
今の時間は午後6時ぴったり。
私かなり寝てたのか…。
…やっぱり毛布だけでもかけようかな…。
そう思い私が立ち上がったとき
立原「…ん…？」
立原さんが起きた。
『あ、立原さん起きました？』
立原「うるせぇ」
『誠に申し訳ございませんでした…』
立原「熱は少しでも下がったか？」
『あ、測ってみますね。』
39.2か…。
『…立原さん、少しは動けるくらいの体温になったので、帰ってもいいですよ。時間も6時ですし、これ以上迷惑をかけられません。』
本当はもっと一緒にいたい。という気持ちは心の中にしまって嘘を吐く。
そんなに動けるほどの体温ではまったくない。
『嫌いな人とこれ以上一緒にいるのは嫌でしょうし…。』
立原「お前嘘吐いてるだろ」
『嘘なんか吐いてませんよ。』
立原「体温計見せろ。」
『信じてくださいって。』
立原「良いから体温計見せろ」
と言って立原さんは無理やり体温計を取ろうとした。
そう、したのである。
立原さんは椅子の足に足を引っ掛け、そのまま倒れてきた。
それでわたしもそのまま押し倒され…という状況。
近っ。
立原「…39.2じゃねぇか。」
『ちょっと、離れてください！』
近すぎて恥ずかしいのですが！？
立原「離れたらお前強制的に帰らせようとするだろ。」
『そ、そんなことしません！というか立原さんだって帰りたいでしょう！？』
立原「…別に。帰りたいとは思ってねぇよ。」
まさか嫌われてない…ってことか？
立原「…鐵腸さんに頼まれたから、熱が冷めるまでは見てねぇとだめだからな」
『あ…そうですか』
嫌われてないかもと思ったけど…やっぱ嫌われてはいそうだなぁ…。
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紅て漢字見た目良くない？(プロフ) - ミオ丸さん» 嬉しすぎます！ありがとうございます！これからも更新頑張ろうと思います！ (2月13日 21時) (
レス) id: 9e74623cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 神作に出会ってしまった！すごく面白いです！応援してます！ (2月13日 14時) (レス) @page7 id: 117ae1ae3a (このIDを非表示/違反報告)
紅て漢字見た目良くない？(プロフ) - 幸せの青いバラさん» 嬉しいです！立原くんほんと話少ないですよね…。そんな嬉しいことを言ってくださりありがとうございます！頑張ります！ (1月25日 0時) (レス) id: 9e74623cf5 (このIDを非表示/違反報告)
幸せの青いバラ(プロフ) - すごくよい作品です！立原くんの話が少ないのでこんな素敵な小説に出会えて嬉しい！続き頑張ってください！ (1月11日 22時) (レス) id: dc146e9344 (このIDを非表示/違反報告)
紅て漢字見た目良くない？(プロフ) - 黒蜜おもちさん» 今作っております！ツン原いいですよね… (11月25日 16時) (レス) id: 06835544b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅て漢字見た目よくない？ | 作成日時：2023年11月4日 23時
