：５１ Sandwich ページ1
2分の1入学式が終わった日も、大して授業は変わらなかった。
まだ新入生の2人は授業に参加せず、今日は学校中を案内されてるらしい。
噂によれば、生徒会の人達が案内してるらしくて、道行く人が皆見てるらしい。
私はまだ会ってないけど、そんなレアな光景皆見たがるよね。
そして時間は過ぎて、お昼の時間。
今日は何故か食堂に人が多かったのでゾムさんと二人で庭に出た。
ゾムさんとの昼食は今や日常で、最初みたいに沢山食べさせられることも無くなった。
zm「A、今日はサンドイッチやで！」
『美味しそうですね』
私はパック一つ分。
対してゾムさんの膝の上には5パックある。
最初のうちは本当に食べられるのか、とか思ってたけど、今はこれで足りるのかなとか思ってしまうほど。
『ゾムさんは2人と喋りました？』
zm「2人って？」
『ほら、新入生の』
zm「あー…喋っとらんな。一応生徒会入ったけど、俺やること少ないで。今日の案内も…ほら、あそこでトントンがやっとる」
ゾムさんがサンドイッチを頬張って指差す方を見ると、ショッピ君とチーノがトントンに案内されていた。
確かに、噂に聞いてた通り、その後ろで沢山の生徒が3人を見てる。
zm「人えぐ」
『そりゃ皆さん揃ってお顔がいいですから』
zm「でも僕が一番やろ？」
『ゾムさんも、何故私が横に居るか分からないくらいにはイケメンですよ』
zm「Aも可愛いで」
さらりと可愛いと言われて恥ずかしくならないわけがない。あと最近気付いたんだけど、ゾムさんは一人称がたまに僕になる。ちょっと可愛い。
「Aさん、何食べてるんですかっ」
『っ！！びっくりしたぁ…チーノか』
chi「どーも、朝ぶりです。横の人は？」
『ゾムさん、私の一つ上の学年で…』
zm「新入生くん、お前Aのなんなん？Aは俺のんやけど」
『や、私ゾムさんのじゃないです』
いつの間にかチーノが私達の前に立っていた。
背の高い彼は腰を折って私を見る。
tn「おいチーノ、お前勝手にどっか行くなよ…嗚呼、ヴァローナさん、久しぶり。ゾムもか」
『トントンさん、お疲れ様です』
zm「お疲れー。トントン、新入生の面倒はちゃんと見てくれや。俺とAのイチャイチャタイムが台無しやぞ」
tn「あんなぁ…俺は別に新入生の子守りとちゃうぞ」
チーノを追いかけて来たのはトントンさん。その後ろからショッピ君は欠伸しながら歩いてきた。
この面子、中々ヤバいのでは？
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ミルク(プロフ) - 物語の舞台はもちろん各々の寮や性格、特技などもいい感じにハリポタ感があってすごい好きです。 (1月23日 15時) (
レス) @page8 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
舞太郎 - かっこよくてええかわいいー(((物語や設定ですね！たまに面白いのも好きですうんうん()これからも頑張ってくださいましー (2021年9月8日 18時) (レス) id: 6f46ea7e84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一条
| 作成日時：2021年9月8日 0時
