春、卒業《Daiki.Arioka》

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Aの元へ行くと、『第二ボタンは？』って聞かれた




俺は、「好きだった後輩にあげた」と。




だけど、それは嘘で……





本当は、俺の手元にある




やっぱり、このボタンはAにあげたいから




大「ね。今日さ、家の前の公園で花見しない？ほら、卒業祝いのまんじゅう貰ったし」






さっきから、Aは、寂しそうな顔をしていたから、少しでも元気になってもらいたかった







貴「うん。しよしよー。」

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