春、卒業《Daiki.Arioka》 (ページ5)

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卒業式が終わり、Aの元へ行こうとしたら、誰かから呼び止められた

？「有岡先輩っ。あの。」

大「あ、日奈子ちゃん。どうした？」

俺の、部活のマネージャーの桜井日奈子ちゃん

とても明るくて、良い後輩

桜「話があるんで、屋上に来てくれませんか？」

大「おう。じゃ、待っててくれる？すぐ行くから」

桜「はい！待ってます」

日奈子ちゃんと別れて、Aの元へ行った

大「ちょっと、呼ばれたから屋上行ってくる。だから、待ってて」

貴「うん。いってらっしゃい」

そう、笑顔で答えていたが、すぐに笑顔は消えた

どこか、寂しいような

悲しいような

大「日奈子ちゃん。お待たせ」

桜「有岡先輩っ。私、、出会った時から有岡先輩の事

好きでした」

人生初の告白

この気持ちは嬉しいけど、受け止める事は出来ない……

だって、俺は……

大「ごめん。日奈子ちゃん。俺は…」

桜「そうですか……で、でも。伝えられたので良かったです。

有岡先輩！卒業おめでとうございます。本当、ありがとうございます」

大「こちらこそありがとう。あ、日奈子ちゃん。第二ボタンじゃないけど、

受け取ってくれるかな？第一ボタン。いつもの、お礼」

屋上に行く前に、他の後輩から、ボタンをくれ。と言われ、ほぼボタンは無くなっていた

桜「え…？良いんですか？」

大「いーよいーよ。本当、ありがとうね。」

桜「ありがとうございます。」

俺は、日奈子ちゃんの後ろ姿を見送る

さてと、A待ってるし、行くか