story7 ページ8
少しの間の沈黙。
でも私は心に感じる暖かさとドキドキには
丁度よく感じていた
レオ「そういえば、初ライブの日
CD2枚買ってくれただろ？」
初ライブの時に買ったCDのことも
ちゃんと覚えてくれていたことに
嬉しくなる
レオ「すげー嬉しかった」
暗くて見えない表情の下の言葉には
照れているように見えた
レオ「2枚の理由…いやなんでもない」
「実は私、あのCD1枚
別の友達にもあげたんだ」
早月ちゃんにも
知って欲しくて、
レオくんを、応援したくて。
「その友達も喜んでくれて。
今度一緒に…」
隣にいたレオくんを見ると
こちらを見ていたようで
惹きこまれてしまう
レオ「ごめん、安心してた」
安心…？いやまさか。
レオくんが私のことを、なんて
馬鹿な期待をしてしまう
そうして歩いていると、
気が付けば家の近くまで来てしまっていた
彼女でもなんでもない
そう思っているのに、
分かっているのに。
この距離が縮まる事もない。
分かっているのに。
分かっているのに…。
"離れたくない"
そう思ってしまっていた。
「レオくん、送ってくれてありがとう。
こ、これからも大好きです。じゃあ…」
精一杯の思いを込めて
伝えられた
それで十分だと
私は気付いてしまった気持ちに鍵を掛けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まるもも(プロフ) - yuucaさん» ありがとうございます…！やっとレオ様編を出すことが出来たこと、ファンであるという気持ちと恋愛と。伝わっていたようで嬉しいです！！ (2019年2月8日 22時) (
レス) id: 315bc36c12 (このIDを非表示/違反報告)
yuuca(プロフ) - またコメントをして失礼します。ついレオ様編が...！ドラマのネタの出るタイミングが絶妙だと思います。初期からツーショットイベントまで付いて来る古参ファンのドキドキとモヤモヤ、とても理解できることですね。甘酸っぱい恋の気持ちに魅了されました。 (2019年2月8日 20時) (レス) id: 802cac19cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まるもも | 作成日時：2019年2月6日 11時
