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今日は久しぶりのお休み
ということでかぶき町の商店街に買い物に来ている
けど…
貴方「雨降りそうだな…」
天気予報を見逃したせいで傘を持っていない
降り始める前に家に帰らないと。
もう11月も残りわずか
通りゆく人ははマフラーをしたり手袋をはめたりしている
途中で買い物を諦めて小走りで帰ることにする
パラパラ
貴方「わっ降ってきた」
ザーザーザー
小雨だった雨は豹変して大粒の雨に
さすがにその中を走る訳にも行かず
タバコ屋の隣で雨宿りをする
貴方「結構濡れちゃったな…」
ヒュー
冷たい風も吹き始め濡れた部分がかなり寒い
「くっそ
ついてねぇな」
隣から聞こえてくる声
私の他にも傘を持たずに雨に濡れてしまった人がいるらしい
貴方「結構降ってきちゃいましたね」
そう言ってその人の方をむく
貴方「銀ちゃん!?」
銀時「Aじゃねぇか!」
まさかの顔見知りで驚く
銀ちゃんもかなり濡れているようだ
銀時「オメーも傘持ってないのかよ
女子力が足りねぇんじゃねーの?」
減らず口を叩く銀ちゃん
貴方「今日はたまたま天気予報見逃しただけです〜
そう言う銀ちゃんだってずぶ濡れじゃん」
銀時「いーんだよ俺は
水も滴るいい男っていゆーだろ?」
貴方「それを言うなら
水も滴るいい女 でしょ ふふっ
_________ックシュン」
銀時「………万事屋近ぇしシャワー浴びてけ」
家までそんなに遠くないし
わざわざお邪魔するのも申し訳ないな…
貴方「大丈夫だよ、もう少し小雨になったら走って帰るから」
銀時「いつ止むかわかんねぇ雨、そんな濡れたまんま待ってたら風邪ひくぞバカヤロー」
なっ、バカヤローはないでしょバカヤローはっ
貴方「バカは風邪ひかないから大丈夫です〜」
銀時「ほんと可愛くねぇやつだな
お、少し弱まってきた
行くぞっ」
貴方「えっうぉわっ」
銀ちゃんに手を引かれ走り出した
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作者名:桜羽 | 作成日時:2018年12月24日 19時