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銀時side
ギュルギュルギュルー
あークソ、腹減った
もう2日もなにも食ってねェ
体は猫でも流石にネズミは食えねェよ
______
さかのぼること 1日前
久しぶりに依頼が入って神楽と新八と万事屋を出る
依頼と言うのは迷子の猫探し
たどり着いたのはひとつの寺
どうやらそこは猫のたまり場らしく、かなりの野良が集まっている
神楽と新八に猫は任せて
俺はお花摘みに
あ、あれね小便
__________そう、これが全ての始まり
「おい、新人か?」
ん?なんで猫が喋ってんだ?
夢かこりゃ?頭がクラクラする
「頭でも打ったか?そこの水でも飲め」
何を言うか、俺に水溜まりの水を飲めだァ?
ふざけんじゃねェと水溜まりに近づくと
そこにいたのは……
銀時「……」
「ゥオア''アアアアアアアアーーー!」
俺が用を足した所は猫の墓だったらしい
呪いかなにか、俺は猫になった
そしてなぜかズラも猫に
さらになぜかゴリラはゴリラに
それからは食を求めて町にでるが
お妙はダークマターだし
クソドS王子に遊ばれるし
クソマヨ野郎からはマヨネーズだし
どいつもこいつもろくな奴がいねェ
ホウイチ「しょうがねぇついてこい」
なかなか食べ物にありつけない俺たちに
ボス猫ホウイチが声をかけた
つれてこられたのは____
スナックお登勢
ババァが 珍しいね、とホウイチに言う
中に招き入れられ店の残り物なのか
皿によそって出してくれた
それをズラとがっつく
一息つくとホウイチとズラは先に行くと出ていった
俺はまァ、行き場もねェしもう少しここにいることにする
数分後ガラガラと扉の音が鳴り
入ってきたのは
悲しそうな顔をするA
2日も帰ってこない俺を心配しているらしい
どうせ誰も俺の心配なんてしてねぇんだろと思っていたから
Aの気持ちを嬉しく思うが_____
クッソーーー早く戻りてェ!
やっぱAにこんな顔させたくねェ!
もしかしたらAなら気づくかもと思い
必死に俺だと主張するが、やはり届かない
だがそれでも、Aはどこぞの猫かも分からねェ俺の面倒を見てくれるらしい
ババァにバイ菌呼ばわりされたのは気に食わねェが
相変わらず世話焼きなヤツだ
俺じゃなかったらマジで危ねェぞ
ん、?
Aの家に上がれる?__________
俺も危ねェ類かもしれねェ
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桜羽(プロフ) - 東城マジそれな!さん» ご指摘ありがとうございます(・_・、)全て間違ったままでしたね…本当に申し訳ないです。修正させていただきました。本当にありがとうございます。遅くなってすみません。 (2019年2月1日 21時) (レス) id: 371f8f5ff4 (このIDを非表示/違反報告)
東城マジそれな! - 騎兵隊じゃなくて、鬼兵隊じゃないですか? (2019年1月7日 9時) (レス) id: dec6283946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜羽 | 作成日時:2018年12月1日 22時