貴方のいる世界で 【坂田銀時】

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銀ちゃんが帰ってきて
またいつもと変わらない平凡で少し愉快な毎日


あのあと、一緒に万事屋に行くと神楽ちゃんから思いっきりグーパンをくらい



そこにやってきた新八くんには


「当分は甘いもの禁止です」と言われ


帰ってきたことを誰も喜ばない


いなかったことを誰からも心配されない


ということで、銀ちゃんはしょげていた



まぁ本当はみんな心配してたんだけどね



表に出さないところがみんならしいなって




新八くんに甘いもの禁止令が出されてる銀ちゃんだけど



実は……………




来週末は10月10日！！


そう銀ちゃんの誕生日


私もなんだけどね笑




という事で何かサプライズをやりたいな〜と思っている




特別なプレゼントをあげる


どこかに連れ出す


あえて何もしない



一周まわってそんな意見にも。


5年ぶりの誕生日だし、今までも戦争とかなんやかんやでお祝いできていなかったから


特別なことをしてあげたくて




何が1番彼を喜ばすことができるのか、


ぐるぐるぐるぐる考えて



私のたどり着いた先は………








貴方「みんなでサプライズ誕生日パーティにしよ！！」




1人で声を上げて立ち上がった(お家の中です)






銀ちゃんにとって大切なものってなんだろう


そう考えた時に


銀ちゃんの周りにいるみんなの顔が思い浮かんだ


ガキ2人

ババァ

税金泥棒

そういう風に銀ちゃんは呼ぶけど


なんだかんだみんなといる銀ちゃんはどこか幸せそうで

暖かい顔をしていた



みんなも本当は銀ちゃんのことが大好きなの、


ここで過ごすうちにすぐにわかってしまった



だから、

銀ちゃんが生まれた大切な日は、

銀ちゃんにとって大切な人達と、

一緒に過ごしてもらいたいと思った





貴方「さっそく準備に取り掛からなくちゃ」

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