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チュンチュン
貴方「んっんーーーー
また、あの夢だ。これで何回目だろう」
頬には涙が流れた跡がある
あの頃の夢をよく見ては泣いて目が覚める
あれから5年、私は19になった
あの日を最後に私はこっそりとみんなの元を離れた
一緒にいたら楽しかった毎日を思い出しそうで、
そしたらあの辛い記憶も一緒に降りかかりそうで。
私は弱い。
とても自分勝手で…
みんなに黙ってその元を離れてしまった
今は歌舞伎町にいる
と言ってもここに来たのは2日前
いろいろあって前にいた所を離れなくては行けなくなってしまった
そして甘味屋のおじさんに拾ってもらった
ということで今日からそこで働くことになっている
貴方「はぁっーー！いいお天気！
頑張ろっ」
重たい気持ちをふっきるように伸びをした
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
貴方「おじさんっ！おはようございます
今日からよろしくお願いします！」
店主「おぉーおはようAちゃん
いやぁ、Aちゃんがいると店が違って見えるよ
久々にここにも華が咲いたよ〜
今日から頼むねぇ」
貴方「ふふふっ
はい！たくさんお客さんが来てもらえるように頑張ります！」
優しいおじさんに拾ってもらえて良かった！
よーし、がんばるぞ！
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作者名：桜羽 | 作成日時：2018年11月24日 0時
