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今日はまだ短縮授業。
給食は来週からスタート。
『『『さよーならー』』』
一緒に帰れるかなって思ったら、
隣に君はもう居なかった。
脚だけは早いって言ってたもんな。
あーあ、今日も目を見られなかった。
明日は来るのかな。また来ない気がする。
「臨〜帰ろー」
「おう」
結局、将来の生徒会長と帰ることになった。
「ただいまー」
「ご飯の支度できてるよ」
「ありがとう」
急いでお昼を食べて、塾へ行く。
明日の試験の対策だ。
昨日と同じ学校だけど、ここで受かれば特待が取れる。
行くかどうかは別として、自信になる。
「じゃあ行こうか」
「うん」
でも結局、実力をちゃんと発揮できなかった。
テストが例年より難しくなってたのもあるけど、
それを言い訳にはしたくない。
その後は順調に受かり、14日の女子校は合格。
あとは2月の東京校を残すのみとなった。
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作者名:明音 | 作成日時:2016年12月26日 17時