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「ねえ……ほんとに、するの？」
「え、しようよ」
「もう完全に翔にいの好奇心だよね」
「だって、気になるじゃん」
「…これで戻れなかったら、どーしよ」
「……大野先輩に相談」
あっ…。
「その手があったか」←←←←←
「納得すんなよ笑」
「え、ねえとりあえずさ、シャワー浴びてきていい？」
「いってら〜」
はあ…
翔にいの身体で、シャワー浴びるのね
自分で言っておきながら、
なかなか厳しいものがある。笑
「…ぅわあ」
腹筋！腹筋がすごい！！
ていうか、最近痩せたなあって思ってたけど
ホントに痩せたのね、、
やだ、かっこいい。
完全に自惚れてる変な奴みたいになってた。
お風呂で一人、鏡の前でニヤニヤしているのは
あくまで翔にいの身体の私。
「ただいまあ」
「おかえりー」
うわ
自分の身体を見ると、うんざりする
もうちょっと痩せたいな…
「えー俺はこの感じが好きなのに」
「そーなの？」
「うん、ぎゅってしたとき気持ちいいもん」
「…抱き枕じゃん」
「ちがう！」
翔にいが好きなら、いっか。
それより、どう始めたらいいのこれ。
いつもどうされてたかな…。
「始め方が分かりません」
「じゃあ…普通に俺からするわ」
とは言え肉体は私だから
珍しくヤル気満々の私が翔にい襲う感じになってる…。
途中で翔にいが止まる。
「どしたの」
「俺さ…自分のを、その、するってことなの」
「へ…？あっ」
私もじゃん。
どうしよ、抵抗がありすぎる……
「やめとく？」
「これで戻れたら知らんぞ」
「だってーぇ」
「策を練ろう」
この一言から、
私たちは2時間にわたって
無事乗り越える策を考え続けた…。
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作者名：明音 | 作成日時：2017年5月15日 17時
