【すとぷり】いちごのつめあわせ【短編集】

噛【莉犬】 ページ10

莉犬くんとAちゃん付き合ってます

※ヤンデレ(？)


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り「ねぇ、さっき何でさとみくんと2人で

歩いてたの？」


今大ピンチです。


莉犬に渡す付き合って1年記念のプレゼントを

さとみくんと一緒に選びに行ってたら

本人に見られてました。



『さ、さっきのは…その…言えないけど…』


言えないのだ。サプライズで渡すプレゼントだから。


り「ふーん、そう。」


そう言ってやっと壁ドンから解放されたかと

思うと、思いっきり首を壁に押し付けられる。


『り、い……苦しっ……ぁ……！！』


り「言えないようなことなんだ。」


だんだん息が苦しくなって、声が出なくなる。


力を振り絞り、莉犬くんの胸元をバンバンと

叩いて離して欲しいということを伝える。


り「………。」


何も言わずにパッと手が離され、その場に崩れる。


『はぁ……莉犬く、違う、から……！』


り「あ、そう。まだ終わりじゃないからね」


やっと解放されたヘトヘトな体に馬乗りになってくる。


次は何をされるんだ…とか思っていると、

首元に鋭すぎる痛みが走る。


『いっ……！！！！』



り「Aは、いつだって俺のモノなんだから。」





莉犬くんがため息をつきながら部屋を

出ていくのを確認したあと、首元を触る。


そこには、しっかりと彼の歯形が残っていた。





噛【莉犬】 終わり

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