兄に愛されなさすぎて困ってます

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昨日あんなことがあったけど、いつも通り学校に行かなくてはいけない。






はるかくんは今日もお弁当を渡してきた。






懲りないな。









お昼になりいつも通りゴミ箱にお弁当の中身を捨てようとした。






でも、出来なかった。






友達「あれ？今日弁当なんだ。珍しぃ。」






「うん。なんかね。」






自分でも何で食べているか分からない。






でも、いつも食べてるパンより断然美味しかった。









今日は自分でも分からない変な日。






だからかな？






夕飯時に家に帰った。






家に入って、部屋で着替えてからリビングに行った。






はるかくんもせとかちゃんもお母さんもお父さんも驚いていた。






でも、どこか嬉しそうな顔をしていた。






まるでいつも通りに私の前にご飯が置かれた。









父「いや、久しぶりだね。皆で食べるの。」






母「私たち、ここ最近残業でしたもんね。」






私はただ下向いて食べていた。






そしたら急にお母さんが、






「そうだ、ちとせ県外の高校を受験したいそうね。」






と言った。






ここで進路の話はしないでほしい。






母「県外の高校受けることは反対しないけど、もっと偏差値の高い所にすれば？」






父「そうだぞ〜ちとせははるかとせとかと違って頭がいいんだからな。」






ハッハッハと笑いながらお父さんが言った。






はるか「俺らと違ってってなんだよ(笑)」






せとか「お父さんだって大して頭良くないくせに〜」









リビングが楽しい雰囲気になっていた。







私はただ下を向いてるしかなかった。






なんだか居ずらかった。









やっぱり、らしくないことはするべきじゃないな。









いつもと違う自分なんか、大嫌いだ。

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