эпизод side A─2 ページ2
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эпизод = エピソード
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「私じゃないと駄目なのだよ」
どういうことだ……?
探偵社員全員が首をかしげる。
「太宰じゃないといけないだぁ?」
「たっだいまー殺伐としてる探偵社員諸君!」
殺伐とした動画に……!ではなく、殺伐とした探偵社にエースもとい江戸川乱歩さんが帰ってきた。
その横では敦君がげっそりとした顔をしている。ドンマイ敦君。
「相手も異能力者だからだよ。しかも、能力の詳細は分からない。だったら反異能力者である私が共に居ればいいだろう?」
『そんなに怖い異能力者なんですか!?尚更なんで!?』
何も身に覚えがないんだけど!めちゃくちゃ怖いんだけど!!はっ、まさか……。
もしかして:ストーカー(←)
否ないないないない。
「ストーカーじゃない?」
『ねぇええええ乱歩さぁん!!私のメンタルボロボロにして楽しいんですか!?』
「本当のことじゃ〜ん」
ラムネをカラコロしながらけらけら笑っている乱歩さんに若干殺意が沸いた。殺せないけど。殺したら色々敵に回るしまず乱歩さんの異能力で見抜かれる。
『でもどうしよう……ストーカーされてる自覚なんて欠片もなかったんだけど……。その人ストーカー技術高くない??』
「まぁ高いだろうねぇ」
『うぁぁぁぁぁあ!ほんと何で私なのさ!いっそのこと太宰さん辺りにストーカーすれば良いじゃん!』
「ちょっと??あんな奴に付きまとわれるなんて嫌だよ私」
おえ、と吐く真似をした太宰さん。
太宰さんがそんなに敵対視するなんてやっぱりポートマフィアの人?なんだっけ、確か……なんだっけ……えっと…チビ…じゃなくて、
『中原、っとー……中也さ』
「中也はこんな回りくどいことできないから安心して」
何処に??何処に安心しろと??尚更安心できないのだが!?
まだ中原さんだったら良かったよ割とちゃんと面識あるから!隣で酒飲んで敵対しただけだけど!!(?)
『でも、相手が分からないのでは策の考えようもないんですけど』
「そこはほら!私がいるじゃないか!」
『安心できるようでできないんだよなぁ』
太宰さん偶に凄いこと言い出すから一寸苦手というか、否怖いんだよな。仲間だと知ってても。
そして、今まで話を遮るまいと此方を困った顔で見ていた敦君であったが、「ど、どうしたんですか?西宮さん」と問を放った。
『いやあ、実はね?』
そう事情を説明し始める。
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天然石 - 更新してほしいです頑張ってください (5月14日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - sareさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます…!そうやって褒めてくれる貴方様のほうが女神様ですわよ…(キュン(() (2022年10月27日 21時) (レス) id: c1bfd5c1d9 (このIDを非表示/違反報告)
sare(プロフ) - うわぁぁぁ、ありがとうございますほんとに。これでドスくんを補給できます()女神ですか?? (2022年10月19日 18時) (レス) id: b938a5d84e (このIDを非表示/違反報告)
柏よもぎ(プロフ) - さばさん» そう言っていただけてとても嬉しいです…!!!ありがとうございます! (2022年8月18日 9時) (レス) id: 9a8037afe6 (このIDを非表示/違反報告)
さば - あああああああああ!!やばい!ドス君尊い!作者様神では!??? (2022年8月18日 3時) (レス) @page10 id: f8d5076105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柏よもぎ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ichigo15ca1/
作成日時:2022年7月3日 20時