決着 ページ18
もふ「あ、居た！Aさん！」
A「ひっ…！？」
Aがどぬくとたっつんの戦いに唖然としていると、後ろからサラリーマンのだるまから解放されたもふが合流。
突然の声に肩をビクつかせて振り返る。
もふ「俺だよ、も〜怖がりだなぁ(よりにもよってAさんとどぬくさんのところに現れたんだ、たっつんだるま…)」
そう言ってAの頭を優しくポンポンと撫でた。
もふ「ていうか、どぬくさん良い意味でヤバくない？だるまと互角に戦えてるなんて…なんかあったとしか思えないんだけど」
Aの顔色が悪くないことを確認したもふは、どぬくとたっつんの攻防戦へと視線を移した。
A「どぬくさん…大丈夫しょうか……」
もふ「…俺たちがあの戦いに参戦しても勝率が上がることは無いだろうし、歯がゆいけど…どぬくさんを信じて見守るしかないと思う…」
A「そう、ですよね……どぬくさん、頑張って…！！」
たっつんから襲い来る刃の猛攻をギリギリでかわしたり、刀で受け止めたり２．５倍の速度でやりこなす。
それでも、避けきれなかった攻撃で小さな傷が増えていく…。
A「っ…！」
Aはその様子を見てじっとして居られず、突き動かされるように走った。
もふ「ちょっ…！？」
A「たっつんさんッ！」
戦いのすぐそばまで行き、声が届くように叫んだ。
すると、たっつんの攻撃が一瞬止まる。
もふはまずい、といった表情でAを守るように前に飛び出し庇った。
どぬくは攻撃が止まった瞬間を見逃さず、体当たりでたっつんを押し倒す。
たっつん「っ…」
どぬく「これでっ…！！」
馬乗り状態で刀を持つたっつんの手を足で踏み押さえ、柄の部分(刀を握る所)でお面を壊そうと素早く握り直して振り下ろす。
…しかし、ヒットしたのはだるまのお面ではなく地面で。
どぬく「くっ…そ…！」
たっつんの姿はなくなっていた…。
もふ「消えた…か…」
A「はぁぁぁ…」
もふ「まったく…、怖がりなくせに無茶するよね」
へなへなと座り込むA。
それに合わせてしゃがんで背中を擦るもふ。
もふ「どぬくさんは？大丈…」
ドサッ――――
A&もふ「どぬくさん！？」
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ミナギ(プロフ) - 面白いと言って頂けて幸せです〜！( ◜‿◝ )♡次のお話も、もうすぐ投稿しますので良ければ是非、見に来てくださいね！ (2022年7月27日 17時) (
レス) id: 7046aa38a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - うわわ面白いです。早く次の話が見たいよー。 (2022年7月27日 8時) (レス) @page32 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - ストロベリータルトさん» コメントありがとうございます〜!応援、とっても力になります！かっこいいからぴちの皆さんを想像して書いていこうと思っていますので、また良ければ見に来てくださいね(*´ω｀*)頑張るぞ〜！ (2022年7月16日 23時) (レス) id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリータルト(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて頂いております！これからも頑張って下さい！応援してます( o≧д≦)oﾌｧｲﾄｰ!! (2022年7月16日 22時) (レス) @page28 id: 6f84096ecb (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - kakaokuunn?@とうりすさん» ありがとうございます！亀更新ですが、また見に来て頂けたら嬉しいです(*´ω｀*)宜しくお願いします！ (2022年5月22日 18時) (レス) @page21 id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナギ | 作成日時：2022年1月14日 1時
