カラフルピーチ 絆の奇跡

行ってきます！ ページ32

それから各々身支度を整え、シヴァが作った朝食のトースト半切れ、目玉焼き、ぷちトマトを食べ終えた。



全員「ごちそうさまでした〜っ」

のあ「はぁ〜。やっぱり男女共有で生活するのは大変ですね…」

もふ「ん〜、だるまを倒すまで我慢だね。出現しないのはこのザウルス寮だけかもしれないし…女子寮に戻るのはオススメはできないよ」

なお兄「のあさんホントにごめんね？」

のあ「いいですよ。もう落ち着いたので」

じゃぱ「まあ、お互い気をつけて生活しよ！じゃあそろそろ一仕事しに行きますかっ！」



サクッと後片付けを済ませ、玄関まで降りる。


のあ「皆さん無事で帰って来てくださいね…シヴァさんなおきりさん、Aさんを絶ぇっっ対、何が何でも守ってくださいねぇ！」

シヴァは拳、なおきりはポピーをのあに突き出して強気の笑顔でニッと笑う。


シヴァ&なお兄「おう！！」




行ってきます！！！

もふとじゃぱぱ、シヴァとAとなおきり、お互いに背中を向けてそれぞれの目的地へ。



どぬ「…いってらっしゃい…どうか無理しないで…」

窓から静かに見送るどぬく…。

のあ「皆が無事に帰ってきますように…！」

のあはしばらく玄関で指を交差して祈っていた…。



















その頃、とある駅のホームにて…



ドンッ――――！！！


フリル女性「ひっ……」


フリルの可愛いタイトスカートが似合う女性をじわじわとホームの壁際に追いやって壁に思い切り手を付く所謂、壁ドンで逃げ場を奪うたっつん。



たっつん「………」



フリル女性「な、何するんですか…！やめてください！」


制止も虚しく、開いた右手を女性の顔へ翳(かざ)す。

すると、女性の様子が一変する。


フリル女性「い゛やっ…あ゛…あぁ…………」

一瞬、凄まじく苦しむが次の瞬間には女性の顔にあのだるまのお面が……。


駅員「ちょっとお兄さん、その女の人に何してるの？彼女嫌がって……わっ…！？ぐああ゛あ゛…っ………」


たっつんの肩に手を置き止めようとしたが素早く振り向いて顔に手を翳(かざ)され、だるまのお面が付いた。





だーるまさんが、こーろんだ……。

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