検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:17,682 hit

#3(1) ページ12

紺side

メインの部屋を抜けて、やっと自室に戻った時に一気に崩れた。

紺「はぁ、とうとうこの仕事を辞める時か。この仕事はとても楽しかったのになぁ、、、。さて、荷造りしないと。」

そう行った後に、ふと思ったことはこの城を出た後はどこに行けばいいのだろうかと。

考えもしなかった。まぁ、いいか。そういうヤケクソな気持ちになった。









荷物を全て片付け終わった時に、部屋から荒々しいノックが掛かった。

紺「あれ、誰なんだろう。誰かを呼んでもないのに。」

そう言って、ドアを開けた。

紺「はい、どうかされっ、、」

開けた瞬間に話していた言葉を中断してしまった。

まさか、思いのよらない人物が立っていたからだ。



紺「、、ゼブラ様、どうかなさいましたか?」

ゼブラ「、、、」


ゼブラ様、この国の4人王子の1人だった。

ゼブラ「テメーに話がある。だから、入れろ。」

そう言って、入ってきた。

ゼブラ様は、二ヶ月前に知り合った。

二ヶ月前までは、刑務所に入っていたらしい。
その理由は、生き物を絶滅危惧種に追い込むくらいに食べてしまったからだと。

みんな、あまりいい人ではないと言うが、私は違った。

ヨハネスさんに別の話を聞いた。
その絶滅危惧種になった生き物は全部、生物兵器だったそうで、人を食べる生き物が多くいたから食べたらしい。

この話を聞いて、ゼブラさんは優しい人なんだと思い、ゼブラさんが刑期の間、部屋を毎日掃除をした。

そしてある日、またいつもの掃除をしに来た時に部屋に誰かが入っていた。

前びらきのファーがついた長袖に迷彩柄のズボンを履いているひとがいた。

もしかしてと思い、聞いてみた。

紺「あの、もしかしてゼブラ様ですか?」

ゼブラ「誰だ?」

紺「私、紺と申します。部屋をご覧になられましたか?」

ゼブラ「、、それがどうした?」

紺「いいえ、部屋の中で何か足りないところがあれば教えて欲しいのですが、何かありますか?」

ゼブラ「、、、ちと綺麗にしすぎだ、これからは周3でいい。それとお前、調子にのるな。」

紺「えっ、すみませんでした。」

ゼブラ「まぁ、いい。今度から気をつけろ。」


そんなやりとりをして、その後も何度かあった。

#3(2)→←#2(2)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:トリコ , ココ , ゼブラ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミリア - エメラルドグリーンさん» お願いあるんですけど良いですかな?トリコのBL長編でお願いします。内容は小松で雨の日で帰るとコインロッカーベイビーのユーとボギーを拾って子育てするお話の小松総受けでボギーとユー落ちでお願いします。ユーとボギーはトリコ達の仲間を設定で。 (2019年4月22日 22時) (レス) id: 09897db84a (このIDを非表示/違反報告)
エメラルドグリーン(プロフ) - ryeさん» 出来るようになりました。こんな駄作ですが、読んでくださり有難うございます。試してみてください。 (2019年2月27日 14時) (レス) id: 03a7001d6c (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 名前変換できるようにしてくれませんか? (2019年2月27日 8時) (レス) id: 2ff1dabc30 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エメラルドグリーン | 作成日時:2018年4月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。