今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:75,969 hit
小|中|大
2 ページ2
.
『 __え 』
唇を離された途端に言葉が漏れた。
意識せず私は右手を自分の唇へ持って行く 。
18年間守り続けたファーストキスは、
呆気なく しかしアイドル科の生徒会長に奪われた。
慣れていない甘い痺れに酔ってしまい、
思わずぼおっとしてしまう。
「 ______ なぁ、言え 」
重みのある声に我に返って意識を取り戻すと
目の前には朔間零が立っている。
紅い瞳が濃くなった。
____ 心臓がドキドキと煩く鳴り響き
胸が締め付けられる、苦しいほどに。
「 ____ じゃ、お前をすぐに俺のモノにしてやるよ 」
覚悟しとけ。と言いながら彼は私の頭を
ポン、と一回だけ撫でる。
______ 好き 、なんて思ってしまっている私がいた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
253人がお気に入り
253人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白城あろ | 作者ホームページ:
作成日時:2017年4月22日 16時