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『 __え 』



唇を離された途端に言葉が漏れた。



意識せず私は右手を自分の唇へ持って行く 。




18年間守り続けたファーストキスは、

呆気なく しかしアイドル科の生徒会長に奪われた。









慣れていない甘い痺れに酔ってしまい、

思わずぼおっとしてしまう。









「 ______ なぁ、言え 」






重みのある声に我に返って意識を取り戻すと

目の前には朔間零が立っている。




紅い瞳が濃くなった。








____ 心臓がドキドキと煩く鳴り響き

胸が締め付けられる、苦しいほどに。









「 ____ じゃ、お前をすぐに俺のモノにしてやるよ 」









覚悟しとけ。と言いながら彼は私の頭を

ポン、と一回だけ撫でる。









______ 好き 、なんて思ってしまっている私がいた。







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作者名:白城あろ | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年4月22日 16時

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