羽風薫 ページ3
．
「 Aちゃんが、やっぱり１番 」
彼はいつも私にそう言っていた。
何が“１番”なのだろうか、
＿＿全くわからないまま私は何故か
彼の手で生かされる生活をしていた。
．
「 はい、ごはんだよ 」
「 今日の洋服でーす 」
彼の手にだけ生かされた私は
いつしか彼の指示がなければ立つこともできなくなっていた。
遠い昔＿＿だろうか、
いつかはもう分からないが
かつての彼は数時間に一回、私を閉じ込めた部屋に来た。
それがいつからか、
ずっと彼は私の部屋にいるようになり
同じ空間で彼は私を見つめていた。
．
そんな彼が私を見つめてこう言った
「 あのね、Aちゃん
俺さ 、Aちゃんを閉じ込めた筈なのに
俺もAちゃんに閉じ込められているんだよ 」
＿＿ あぁ、もう出れないや 。 君からは 。
そう言った彼は私に初めてキスをした 。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 337人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山葵 - ありがとうございます！更新頑張ってください！ (2017年10月27日 17時) (
レス) id: 20b37c9921 (このIDを非表示/違反報告)
白城あろ(プロフ) - 山葵さん» ゆうたくんの共依存ですね…！できる限り頑張ります。希望通りの出来にならなかったらごめんなさい。書かせていただきます！ (2017年10月25日 23時) (レス) id: 411fdf32c4 (このIDを非表示/違反報告)
山葵 - できたらでいいのでよろしくお願いします！ (2017年10月25日 23時) (レス) id: 20b37c9921 (このIDを非表示/違反報告)
山葵 - ゆうたくんで、共依存のヤンデレできますか…？ (2017年10月25日 23時) (レス) id: 20b37c9921 (このIDを非表示/違反報告)
白城あろ(プロフ) - miosasa47さん» ありがとうございます…！ぜひ書かせていただきます！ (2017年10月22日 14時) (レス) id: 411fdf32c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白城あろ
| 作者ホームページ：
作成日時：2017年3月6日 4時
