緊張します…：訂正しました。 ページ6
11月に入ると、急に寒くなり、学校を囲む山々は灰色に凍りつき、湖は冷たい鋼のように張り詰めていた。校庭には毎朝霜が降り、窓から見下ろすと、クィディッチ競技場のピッチで箒の霜取りをする、ハグリットの姿が見えた。
……箒？あ、あああああ！もう少しでクィディッチ・シーズンじゃないですかぁ！もう……時間が…はぁ……土曜日に初試合……それもスリザリンと対決なんて……怖い…ファールが多いって聞いていたけど…私なんかで大丈夫…？
『ヴァン……私はどうしたらいいですか？』
腕に巻きついていたヴァンが顔を上げた
ヴ｢んー…いつも通り飛び回ってれば大丈夫だぜ！｣
『…適当に言ってませんか…？』
ヴ｢まあ、他にも2人の先輩がいるわけだし。大体、先輩を補欠に回したAが心配するなよ｣
『寧ろ、補欠にしてしまったから悩んでいるんですよ！はぁ…どうしましょう…』
ヴ｢はぁ…Aならやれるから…頑張れよ｣
…珍しいですね……
寮チームの秘密兵器として私とハリーの事は、極秘というのがウッドの作戦だったので私たちの練習しているところを見た人はいなかった。
秘密とは言っても建前上であって、もう既にほとんどの生徒に知られていた。
きっと素晴らしいプレーをするだろうね、と期待されたり、皆がマットレスを持ってハリーの下を右往左往するだろうよ、と貶されていたり…
私なんてブラッジャーに頭蓋骨を割られるだろう、なんて…
まぁどっちもどっちで有難くもないけれど……とにかく練習もハードで、マグルの世界のことなんてこれっぽっちも考える暇がなかった。
記憶のことでさえも、頭の隅にもなかった。
ただ練習をこなし、宿題に追われる日々だった。そんな中でもハーマイオニーは私たちをサポートしてくれて本当に助かった。ハリーにはクィディッチ今昔を探してくれたり､大体のルールを私に教えてくれたりしてくれたし、宿題だって手伝ってくれた。
…はぁ…ハーマイオニーに出会えてよかったです……
トロール事件以来、ハーマイオニーは規則を破ることに少しは寛大になって、ずいぶん優しくなった。
『あ、ハーマイオニー。おはよう。』
ハー｢…A！おはよう！遂に明日ね！｣
『うっ……そ、そうね……』
ハー｢あら？緊張してるの？大丈夫よ。貴女は素晴らしいチェイサーになれるわ！｣
『…ありがとう……大広間に行こうか…』
余計に緊張して来た…
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ice(プロフ) - ＭＭさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて嬉しいです！もっと面白くできるように頑張りますね！ (2016年7月3日 7時) (
レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
ＭＭ - iceさん» こんちはです！凄いおもろいです！頑張って下さい！ (2016年7月3日 5時) (レス) id: e6b850aa49 (このIDを非表示/違反報告)
ice(プロフ) - 貝の怯え＊リュフィーネさん» コメントありがとうございます！……そうですね…一人称を変更できるように設定しておきます！貴重なご意見ありがとうございました！ (2016年7月1日 16時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え＊リュフィーネ - あ、でも親世代の時代では僕がいいです( ・ω・) (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え＊リュフィーネ - はじめましてです！ストーリーの展開が面白いです！更新応援しております！！（あと、私個人的には スネイプ先生は 対外的には「我輩」心の中での一人称でice様の好きな一人称でどうでしょう......教授の我輩呼びすごく好きなんです、心を閉ざした感じがなんとも...w (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ice | 作成日時：2016年1月25日 0時
