不満 ページ36
新学期が始まると4人で対策を考えていたが、クィディッチの練習も始まり、ハリーと私はあまり時間が取れなくなった。
ウッド先輩のしごきは前よりも厳しくなった。雪が雨に変わり、果てしなく降り続いてもウッド先輩は変わらず、寧ろもっと燃えているように見えた。
『ぐすっ…寒いわ…』
ア「アハハっ…A、速すぎるんじゃない?」
練習相手のアンジェリーナ先輩が話しかけてきた。
『まさか。先輩の方が速いですよ。』
ア「そうかしら。今ではあなたに追いつける人は…ぎりぎりハリーぐらいじゃないかしら。」
そう言って私にゆっくり近づいてきた。
ア「あら!A!前髪が凍ってるわ!」
『あれ…鼻水を意識しすぎて前髪なんて気にしてなかったです。』
ア「…ん?何かウッドが言ってるわ…“練習しろ”ですって…はぁ…呆れるわ。」
『アハハ…もうひと頑張りですよ。』
ア「A……顔が笑ってないわ。」
それからも、クィディッチの練習に気を抜くことなくひときわ激しい雨の中で泥塗れになりながら練習をしているとウッド先輩がみんなにとって悪い知らせを持ってきた。それは双子のウィースリーがふざけて遊んでいる時だった。
ウ「ふざけるのはやめろ!そんなことしていると次の試合には負けるぞ!次の審判はスネイプだ!好きあらばグリフィンドールを減点しようと狙ってくるぞ!」
スネイプが審判と言った途端双子が箒から落ちた。そして周りの空気も一層冷たくなった気がした。きっと皆は、物凄く嫌なのだろう。
それもそうですよね…スリザリン贔屓なのは授業を見ていれば、丸わかりですもの…
チームの皆がウッドに詰め寄っていたので、ハリーの表情が冴えないことには気づいていないようだった。
『…ハリー…大丈夫?』
ハ「いや…というか…君もだろう?」
『ん?私は…スネイプ先生は箒に呪いを掛けてないって信じてるから…平気だよ。』
ハ「……どうしてそこまで信じるの?」
『んー…直感?…まぁとにかく、信じてあげなきゃって思うのよ。過去に何があったかなんて知らないけど。でもハリーは考えを変えなくてもいいと思うわ。あなたが本当に信じる方を信じればいいから。』
ハ「……うん。わかった。」
練習が終わり
選手のみんなはまだ話していたけれど私とハリーは審判のことをハーマイオニー達に伝えなければと思い、すぐに着替えて二人の元に向かった。
本編&謝罪恒例行事になってるって?まっさかぁ!アハハっ(汗→←9日間放置してすいません…泣…春休みエンジョイしてました…
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ice(プロフ) - MMさん» コメントありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです!もっと面白くできるように頑張りますね! (2016年7月3日 7時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
MM - iceさん» こんちはです!凄いおもろいです!頑張って下さい! (2016年7月3日 5時) (レス) id: e6b850aa49 (このIDを非表示/違反報告)
ice(プロフ) - 貝の怯え*リュフィーネさん» コメントありがとうございます!……そうですね…一人称を変更できるように設定しておきます!貴重なご意見ありがとうございました! (2016年7月1日 16時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え*リュフィーネ - あ、でも親世代の時代では僕がいいです( ・ω・) (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え*リュフィーネ - はじめましてです!ストーリーの展開が面白いです!更新応援しております!!(あと、私個人的には スネイプ先生は 対外的には「我輩」心の中での一人称でice様の好きな一人称でどうでしょう......教授の我輩呼びすごく好きなんです、心を閉ざした感じがなんとも...w (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ice | 作成日時:2016年1月25日 0時