¢。１４４。¢ *masaki ページ5
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生徒たちが楽しみにしていた学園祭がスタートして
Aちゃんのクラスの出し物に出向いてみると
そこからは、何故か黄色い声が廊下まで漏れてきていた。
何事かと、そっと覗き込んでみると
たくさんの女の子に、大野くんが囲まれていて…
…ふーん。
モテてモテて仕方ないってとこですか。
でも、大野くん自身も喜んでいないにしても
群がる女の子たちを、迷惑がっているわけでもなくて
そんな大野くんを静かに見つめているAちゃんは
少し寂しそうに、その瞳を揺らしていた。
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そんな健気な、彼女の姿がいじらしくて
彼女にそんな目をさせる大野くんに、少し腹が立って
彼と同じ土俵に上がることもできないのに
いっちょまえな対抗心が顔を出して、Aちゃんに近づく。
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「Aちゃんのその格好、可愛いね」
「好きな子が着てると、けっこう萌えるね」
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これ見よがしに、そんな台詞を吐いてみると
目の前で、顔を赤くするAちゃんを
女の子たちに囲まれながら見てる大野くんは
人でも殺しそうなほど、怖い顔してる(笑)
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この間の、体育倉庫の一件で
俺のことをライバルだと認識したのか
威勢よく、俺の席までやってきた大野くんは
俺のオーダーをAちゃんに取らせまいと
何だか言いがかりをつけてるようにも思えるけど
キャバクラって…(笑)
その歳で、よくそんな台詞が出てくるよね(笑)
そんな大野くんのところに
これまた顔の整った男の子が泣きついてきて
彼目当ての女の子のところに、戻ってきてほしいって懇願するから…
俺にライバル心を剥き出しにしてくる大野くんを
少しからかってやるつもりで
大人の余裕たっぷりで、追い払ってやった。
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「……どうしたのかな、大野くん、」
雅「…さぁ？」
「、ぁ、先生、ご注文どうしますか？」
雅「…じゃあ、このチョコバナナちょうだい？」
「はい。トッピング、サービスしておきますね？//」
雅「ふふ、ありがと」
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そんな顔するくらいならさ
たくさんの女の子たちに尻尾振ってないで
もっときちんと、彼女の気持ちを捕まえておきなよ…？
俺には、きみたちの恋路を邪魔する資格もないけど
そのうち誰かに、足元を掬われることだってあるかもしれないよ…？
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ハルキ(プロフ) - しずくさん» しずくさん、コメントありがとうございます。私もあのお二人が大好きで、他にもタイトルお借りしちゃってるお話がいくつかあります(^^; いいですよねぇ、彼らの音楽...。今このお話しは休止中ですが、別のお話が完結したら戻って来ます。そしたら是非遊びに来て下さい。 (2020年5月7日 0時) (
レス) id: dcc28921ba (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 初めまして。題名に惹き付けられ(歌ってる二人組が大好きなので)読みだしたら止まらず一揆に読まさせて頂きました。こちらのお話の続きを読みたいです！首を長くして待っていますのでよろしくお願いします。 (2020年4月14日 23時) (レス) id: 9da94b7189 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - こんにちは。このお話、何度読んでも好きです。このお話の先をずーっとずーっと待ってます。いつか続きを読ませて下さいね。楽しみにしてます。 (2017年12月12日 9時) (レス) id: b1ca40d54c (このIDを非表示/違反報告)
yumi(プロフ) - この作品大好きなんです。何時までも待っているので、ぜひ続けて下さい。お願いします。 (2016年12月9日 22時) (レス) id: 50e5f43973 (このIDを非表示/違反報告)
ハルキ(プロフ) - しほさん» しほさん、ありがとうございます(*´ω｀)♪このお話が占ツクでいちばん好き、と言っていただけるなんて、もう嬉しいやら申し訳ないやらです。。。更新再開したら、お待たせした分ふたりを思いきりイチャイチャさせようと思いますので、楽しみにしてお待ちくださいね。 (2016年6月19日 10時) (レス) id: b6e2b0db31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルキ
| 作成日時：2015年9月15日 8時
