¢。１２４。¢ *sho ページ34
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翔「……智くんは、…眞白のこと、嫌になったりしないよ」
眞「…、」
翔「…でも、……眞白には、俺がいるでしょ？」
眞「……」
翔「……俺だけじゃ、…ダメ？」
眞「……」
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俺自身、所謂“甘い言葉”ってのを囁くのは苦手で
こんなの、すげぇ恥ずかしいし照れくさいし
言葉にしなくたって、想いは伝わってると思ってた。
だけど、それでもし眞白が安心できるなら
こんなつまらないプライドを捨てて、眞白が笑ってくれるなら
すっげぇ恥ずかしいけど、ちゃんと言葉にしようって決めたんだ
だけど…
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翔「……眞白？」
眞「……」
翔「…好きだよ」
眞「…、」
翔「眞白、ちゃんと俺を見て…？」
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俺がどれだけ勇気を振り絞っても
恥も外聞も捨てて、愛の言葉を囁いても
きみの潤んだ瞳は、俺じゃない他の誰かを見てる。
それが自分の犯 した罪への罰だとわかっていても
それでも伝わらない自分の想いに
歯痒くて、やるせなくて…
それはだんだん、苛立ちへと変わる
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翔「、眞白」
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隣の席に座った背中へと腕を回して
その華奢な身体を抱き寄せると
胸の中の眞白が抵抗して、身じろぎする。
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眞「、翔っ、ここ、学校、」
翔「んなの、誰も来ねぇよ」
眞「ゃ…っ、今日の翔、なんか変だよ…っ」
翔「……」
眞「こんなの…っ、翔らしく、ない…っ」
翔「……」
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俺らしいって、何だよ
俺のことなんて、何にも見えてないくせに
お前のその目は、隣にいる俺をすり抜けて
いつだって智くんだけを見てて
今だって、智くんがいなけりゃそんな寂しそうな目をするくせに
俺がいなくなったって、お前は全然平気なんだろ？
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翔「、眞白、好きだよ」
眞「ゃ…っ、」
翔「やじゃねぇって。ちゃんと俺を見て？」
眞「…っ、」
翔「好きだ」
眞「、んん…っ」
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焦る気持ちだけが空回りして
無理やり繋いだ唇から、想いが伝わるわけもなく
胸の中に、強くきみを抱き留めているはずなのに
この手は宙を掻いて、虚しさだけが掌に残る。
どうして、俺は
智くんみたいに、上手にきみを笑わせてあげられないんだろう
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ハルキ(プロフ) - カピバラさん» カピバラさん、初めまして(*´ω｀)♪このお話を読んでくださってありがとうございます。もう少しで移行できそうなので、今しばらくお待ちくださいね。いつもお待たせして申し訳ありません(>_<) (2015年9月13日 22時) (
レス) id: b6e2b0db31 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ - 私、このお話大好きです！！いつも新しいお話が書いてないかわくわくして待ってます！！キュンキュンさせてください！！ (2015年9月9日 21時) (レス) id: 22c6847158 (このIDを非表示/違反報告)
ハルキ(プロフ) - るかさん» るかちゃん、いつもありがとう(*´ω｀)♪暗い夜道をひとりで歩いたら危ないよ！なるべく明るい道を通って帰ってね(←母親気分) そして次章からもﾄﾞｷﾄﾞｷｷｭﾝｷｭﾝがお届けできるように、おばちゃん頑張ります(笑) (2015年8月29日 17時) (レス) id: b6e2b0db31 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - こんなにも心を動かされる小説を見れて、私は幸せでございます。いろいろと頑張ってください笑 freestyle買えましたよ笑うふふふ (2015年8月23日 8時) (レス) id: 8eaa22d047 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - こんばんわ、るかでごさいます。ハルキ先生!!今回もどきどききゅんきゅんなお話をどうもありがとうございますです!!!!バイト帰りの癒しになりました!!!!一人暗い夜道をニヤニヤしながらたぶん読んでました笑誰か人に見られたら変質者あつかいされそうだなこりゃ笑 (2015年8月22日 22時) (レス) id: 8eaa22d047 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルキ
| 作成日時：2015年3月2日 14時
