2話 ページ4
-トド松side-
「マフィアですか、」
僕は弱々しい声で言う。
目の前の男はそうですと言う。
この男は田中といい、さっき警察と名乗って僕にマフィアになる話を仕掛けてきた。
「君の能力は世の中のために使ってもらいたい、君の能力は本当に素晴らしい。是非とも裏世界で・・」
「すいません。僕、無理なんで」
普通に考えて、僕は暴力とか無理だし命狙われんのとかゴメンだから
「金ならいくらでもある。」
「いえ、結構です。」
例えお金もらえても嫌だし
「しかし、きみの能力は国につか・・・」
「すいません!僕にはマフィアとか無理なんで!」
僕は立ち上がり店を出た。
あ、あ、逃げてしまった。
でも無理なものは無理。Aにもきっと心配かけるし
僕は店をもう一度みた。
そして家に帰ることにした。
僕の能力は確かに能力者の能力をとって自分のものにできる+二倍にできる
この世界は能力者が非常に少ない。だから国は能力者をできるだけほしてる。
そしてできるだけ裏の世界で動いてほしいらしい。
僕もずっと能力のことなんて隠してたのにどこから漏れたんだろ。
僕ら兄妹はA以外全員能力者。
実を言うとAも能力者だけどAの場合特別なケースで自分で能力を決められる
だけどAはまだ決めてなくて正式にはまだ能力者じゃない。
僕ら兄妹のなかでも一番のチートが僕。
僕だけで世界を滅ぼせてしまうレベル。
だって考えてみて?チートレベルの能力を奪って2倍にしたら?世の中大変なことになるね
でも僕は別にそういうこと使用と思わないけど。
僕は普通に人として暮らしていきたいんだよね。
今まで通りクズ兄と(十四松ぬき)可愛い妹とニートしてたいだけ。まあ絶対先に僕が童貞卒業するけど♪
-田中side-
「松野トド松、失敗どうする?」
<奴は我々にとっても危険な人間だ仕方がない排除しろ。やり方は任せる。油断するなまだ我々の化学力では奴の持ってる能力は特定できてない>
「わかりました」
<では>
プツンッ
松野トド松の勧誘に失敗してしまった。
奴の能力は裏社会でも有名だ。
見た生き物の能力を自分の意思で奪うことができるしかしそれだけではなく奪った能力の力を2倍にできる能力・・・
ボスもさぞかし欲しがってた。
だがそれを断った。
仕方がない彼からしたら理不尽に見えるかもしれないがこれはボスの命令だから
悪く思うなよ松野トド松・・・・・
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:櫻野潤 | 作成日時:2019年5月3日 21時