君と夏の終わり。【エイジ】 (ページ4)

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③エイジページ4

なんなんだろうな。こんなに好きになるなんてな。あんときの俺にも話してやりたい。

入学したら恋愛なんていらないって思っていた。
そらともえを見てたら何だかうらやましい気持ちもあったけど。
俺は動画活動に集中したかった。

でも君に出会ってしまった。

入学式なんか倒れそうな子がいた。
なんかわからないけど。体が勝手に動いていた。
みっくん「えいちゃん、どこいくの？」
みっくんの声なんて聞こえないふり。
俺は走ってその子を助けた。
視線が痛い・・
でも抱えちゃったから・・
保健室まで運んで・・
そのあとは、すぐ戻った。
体育館に戻ろうとしたときちょうどマホト先輩に会ってもう終わったらしい。
そも時におちょくられた。おれ、何やってんだよ。ってめっちゃ思った。
なんだろうな。

教室に戻ると案の定みんなに見られ、こそこそと話された。
みっくん「えいちゃん。びっくりしたよ！！！王子様みたいだったよ！！」
満面の笑みで話してくるみっくんにちょっと照れくさくて・・
「うるせぃ・・・」
みっくんは変わらずスゲー満面の笑みでふふふって言っていた。
あの子そらとおんなじクラスか・・・名前なんだろう・・・
なんた一人考えていた。