侍の国で鬼達と暮らします(三)【鬼滅の刃】【銀魂】

百三十七：人生は何があるかわからないものだ ページ1

『いい？世の中ってね、心を無にして立ち入らなきゃ行けない場所があるの』


無惨「突然どうしたんだお前……」



既にヤクザの親玉だとか噂され始めた日のお昼頃。安定の薬の配達に来た私と無惨はとある店の前で立ち止まっていた。


『かまっ子クラブ』というクラブである。


あとは察してもらいたいところである。



無惨「それにしてもなんだこの名前からして怪しい店は……」


『心を無にしなさい、さすれば道は開かれる』

無惨「お前は心を無にするな、戻ってこい」



もうここは腹を括って突入するしかない…店の戸口に手をかけて満面の笑みで入る。



『すみませーん、お薬の配達に……』


オカマ「あらぁ〜！ヤダ、すっごく可愛い子！」


無惨「………………帰る」


『月彦!?無言で帰んないでよ!!!置いてくなよ!!!』



かまっ子クラブ……名前の通りオカマのクラブである。


いつもならこの店のオーナー…もちろんオカマだが、その人が店に来て薬を取りに来るけど今日はあいにく手が離せないらしく配達を頼まれた。


でもそこに行くのはかなり精神力削られるわけでありまして……もはや私のライフは0ラインスレスレよ。


オカマ「やだー！こっちにはイケメン！」

オカマ「美男美女ねぇ〜！私には負けるけど〜！」


無惨「………………うﾞっ…胃が痛い……」←

『ストレス性胃潰瘍!?』

百三十八：助け舟という名のトドメ→

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