侍の国で鬼達と暮らします(三)【鬼滅の刃】【銀魂】

百六十一：鬼童丸の正体は驚愕なようなそうでも無いような ページ28

銀時にカンチョーを決めた男はこの廃寺の和尚だった。


私と銀時、新八君と猗窩座は中に上げてもらい話を聞くことになった。



和尚「申し訳ない、これはすまぬことを致した。あまりにも怪しげなケツだったのでつい、グッサリと…」


『いえ、気にしないでください。刀ぶっ刺さっても生きてると思うんでコイツは」


銀時「バカヤロー、人間にある穴は全て急所…アレッ？ケツ真っ二つに割れてんじゃん！」

猗窩座「元からだろ。そしてお前はもう喋るな」



辛辣なことを言われている銀時のことは放っておく。


訳わかんないし。



和尚「だが、そちらにも落ち度があろう。あんな所で人の家を覗き込んでいては…」


『それはすみませんでした…』

新八「スイマセン、ちょっと探し人が…」


和尚「探し人？」

新八「ええ。和尚さん、この辺りで恐ろしい鬼の面を被った男を見ませんでしたか？」

和尚「鬼？これはまた面妖な。では、あなた方はさしずめ鬼を退治しに来た桃太郎というわけですかな」


銀時「三下の鬼なんざ興味ねーよ。狙いは大将首、立派な宝でも持ってんなら話は別だけどな」



宝あったら別なのかよ。


そこは統一しろよ、欲深い桃太郎め。



和尚「宝ですか…強いて言うならあの子達でしょうか」



私が呆れた目を銀時に向けた隙に目の前にいた鬼童丸。


猗窩座は「あぁ、そういう事か」と呟いていたが、銀時と新八君は謎に発狂していた。



新八「うぉわァァァァァァ!!」

銀時「てっ…ててててめー、どーゆうつもりだ？」

和尚「あなた方こそどーゆーつもりですか？闘技場から私をつけてきたでしょう」


『あら、バレてたのね』

和尚「正確に言うならお嬢さん方3人はわかりませんでしたが」

猗窩座「つまりバレていたのはお前らだけか、万事屋」



そりゃバレるだろ。


あんだけ騒いでたらバレたくなくてもバレるわ。



『それで…貴方が……』


和尚「煉獄関の闘士『鬼童丸』こと…『道信』と申します」



鬼童丸の正体が子供たちを養う和尚さんという事実に、銀時と新八は無言で彼を見ている。まぁ、何となく理解できなくもない。


座卓に頬杖をついて私はそう思っていた。

百六十二：見知らぬ人にお茶を出す時は気をつけなさい→←百六十：辿り着いた先には……

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す