【銀魂】左 遷 さ れ ま し た 。

十一飛び ページ13

近藤side


予定よりもだいぶ早めでとっつぁんと、新しく真選組に入る『麗鬼』という子がやって来た。


いや、予定ではもう2時間くらい後のはずだったんだけどな？


とっつぁんが「もう向かってるから」とかなんとか言って予定前倒しになったわけだ。


まぁ、いつもの事だからいいけどさ？昨日と比べたら、全然マシだし？


それで話を戻すが、とっつぁんの姿は一目で確認できたが……麗鬼って子は???見当たんないんだけど…と思ったら、いた。


とっつぁんの後ろに、いた。


警戒してんのか、はたまた人見知りなのかずっっと後ろに隠れてる。



「まぁ、こいつが話していた奴だァ…何だァ？お前ェ、照れてんのかァ？意外と可愛い一面あるじゃァねェか」

『…バ〇ス』



お淑やかで人見知りな子かと思ったら、ジブ〇の滅びの呪文と共に後ろからとっつぁん蹴り始めたからお淑やかではないな…。



「まぁ、詳しいことは座って話そう!!｣

「おーう…じゃあ、まぁ不器用なやつだが頼んだぞぉ」



後ろにいた女の子を前に押し出して帰ろうとしているとっつぁん。


そしたら押し出された女の子この世の終わりみたいな顔して拳を作る。



『何考えてんのお前……!?』

「だっておじさんこれから仕事あるもん」



この時の二人の会話はいまいち頭に入ってきてない。何故か？


麗鬼と呼ばれている目の前の子はすごく小柄でまだ少女とも言えそうな見た目をしていたから…


ちょっと、ちょっとだけキュンときた…


……いや、ロリコンじゃねぇよ!?

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