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灯油を襲った危険 ページ4

灯油side

ピーンポーン…なんていう気の抜けた電子音がなった。電話をかけてから数分後の事だったから、

まふまふが来たことだろうだろうということは容易に想像ができた。

ドアを開け、蘭の待つ部屋へと案内する。

「それで…灯油さん。用ってなんなんですか?」

歩いている途中、そんなことをまふまふは聞いて来た。

「用があるのは…俺ではなくて…こいつだな。」

そう言って…ドアに手をかけ、開いた。

………………………………………………………
蘭side

ガチャリとドアの音を響かせながら、灯油とまふまふが姿を表した。

『よう。まふまふ。お前としては、もう二度とと言っていいほど、会いたくなかったとは思うけどな。

俺としては、お前の誤解と、今後の事について話さないといけないようだからな…灯油を使い、ここへと呼んだ。そこまではいいか?』

小首をかしげ、相手に首肯を促した。と言っても…拒否する権利はまふまふにはない。

与えるつもりも全くない。ただあるのは…

聴く権利…だけだからな。

『灯油の話から先にしようか。と言っても…まふまふにも関係がある事なんだけどな。』

そう前置きをし、説明し出した。

『灯油もあったことがあるよな?俺の…許婚に。あいつはものすごく野心家でな。俺の許婚になったのも、

俺のバックについているムーン・オブ・ラン・コーポレーションを狙ってのことだ。自分がどれだけ醜いかなど自覚していないのだろう。

だが…騙されているだけならば、それはそれで良かったのだ。しかし俺は気付いてしまった。あいつの醜さに。醜悪さに。

だから、俺はムーン・オブ・ラン・コーポレーションを守らなければならないのさ。

時期ムーン・オブ・ラン・コーポレーション代表取締役としてな。だから、俺は彼奴に謎かけを出した。答えなどない。簡単な謎かけさ。

それを彼奴は頑張って解く努力をしたのだろう。しかし、解けなかったさしずめ彼奴は自分の新たなカードに、交換材料に、

灯油を使おうとしたんだろうさ。それとも、灯油を嫉妬に任せて殺すつもりだったのか、それは定かではないな。

ただ一つわかることは…お前が人質になる必要はない。なったとしても、いい結果は期待できそうにないな。

お前がどこで何をしていようとも勝手なのだが…あいつに捕まることだけは…やめておいたほうがいい。』

そう締めくくり、まふまふの方を向いた。

高度なセキュリティ→←結末への路



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カンナ(プロフ) - どっちもきになりますがハッピーエンドが見たいです!!。ただもし余裕があるのなら分岐点を作ってハッピーバッドどちらも書くのがいいかと思います(自分がどっちのエンドも気になってるだけですすみません;)これからも更新楽しみにしています。頑張ってください^^ (2014年5月17日 14時) (レス) id: 86dbfd6970 (このIDを非表示/違反報告)
persepone(プロフ) - ハッピーエンドでお願いします!! (2014年5月17日 4時) (携帯から) (レス) id: 289cdd45b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鋳薔薇 | 作成日時:2014年1月1日 15時

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