対防犯の裏返し ページ14
何処も他に怪我や何かはしていないわね？』
確認の様に、無いと言って欲しいと縋り付く様に、そう声を出した。外に気配は感じられない。
…何か…無いのか…？ここを出るための…鍵になる様なものが…！
そう思い、部屋を見渡す。武器になりそうなものは、ここにある…ペーパーナイフ…それに…
『シルク、この部屋には、少しだけれど武器が備わっているのよね？』
侵入者を恙無く処理するために、各部屋に少しではあるが、武器が隠されているのだった。
「はい。そうです。まさか…この屋敷から脱出するおつもりで？」
外に声が漏れぬ様、声を潜めてそう言った。小さく、えぇ。と返事をすると、ゆっくりとベットに近付いた。
『ん…？』
ベットのサイドテーブルにあったもの…それは…
『私のタブレット端末…！ランファが持って来ていてくれたのだわ。これで…ネットが使える…！』
「ん…蘭…様…？私は何故この様な格好を…？」
『起きたのね。全く、貴方はいつもいつも…どうしてそう馬鹿な事ばかりするのかしらね？
その様に教育した覚えは無いのですけれど。今は身体をお休めなさい。貴方には、1度私に加担してもらった以上…
これからも私に加担してもらうわ。拒否権は無いわ。認めなさい。これは命令よ。
この屋敷から脱出しようと思うの。その時に…貴方には手伝って貰うわ。そこに万全の体調で持っていけるように準備していなさい。
シルクもいいわね？1度私に加担した以上、これからも加担してもらうわ。良いわね？』
武器の箱を取り出し、中身の確認をする。中に入っていたのは…
『ショットガン…M870…ね。それに…12ゲージ弾が数発……遠距離用のものが多いわね。
あ、RPGじゃないの。AT-4…ね。S&WM29マグナム。デザートイーグル…ガトリングガン…M134ミニガン…
これは…流石に持ってはいけない…わね。それ用の弾帯…それから…H＆KMP7…確か…毎分千発ほど…だったかしら…？
銃類はこのくらいね。刃物は…投げナイフ…日本刀、手裏剣…鎖鎌…直槍…三叉槍まであるじゃない。
大鎌…大太刀…小刀…ロングソードとサーベルね。これは…何かしら…ハンマー…よね…？こっちは…エス●リボ●グ…？』
1人でそうぶつぶつと呟きながら武器の確認をする。
「それはスレッジハンマーだと思われますね。エ●カ●ボルグ…ではなく、狼牙棒、だと思われます。それと、これも見つけましたよ。」
そう言って取り出したのは鉄扇だった。
これは…私の…
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カンナ(プロフ) - どっちもきになりますがハッピーエンドが見たいです！！。ただもし余裕があるのなら分岐点を作ってハッピーバッドどちらも書くのがいいかと思います（自分がどっちのエンドも気になってるだけですすみません；）これからも更新楽しみにしています。頑張ってください＾＾ (2014年5月17日 14時) (
レス) id: 86dbfd6970 (このIDを非表示/違反報告)
persepone(プロフ) - ハッピーエンドでお願いします!! (2014年5月17日 4時) (携帯から) (レス) id: 289cdd45b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鋳薔薇 | 作成日時：2014年1月1日 15時
