2話DEATH★ ページ3
オフィスに向かっていると
「おっ、Aちゃんとサトクリフ先輩じゃないすか」と同期のロナルドが話しかけてきた。
ロナルドは悪い奴じゃないし、話しやすいから結構好きだ。だけど今は少しばかり急いでいるから相手にしてられない。なぜなら遅刻したらウィルに怒られてしまうから。それだけは勘弁だ。だって、ウィルのお説教ってなんかこう…背筋が凍るんだよね。ガチめに。
「ロナルド、悪いんだけど、遅刻したらウィルにめっちゃ怒られるから今話してる余裕ないんだよね。というかロナルドも早く行かないとウィルに怒られるよ」
そう、ロナルドも同じオフィスで働く仲間なのだ。
つまり、ロナルドも遅刻したら怒られる身という訳。
「分かってるってば。俺も一緒に行っていい？」
ダメだと言っても一緒に来る癖に一々聞いてくるこの癖なんなんだろう。まあ、それがロナルドらしさだと言えばそういうことになる訳なんだけどさ。
「はいはい、一緒に行こうねー」
出来るだけ棒読みで言ってやる。
と、まあなんやかんやあって遅刻ギリギリでオフィスに到着した私たち。
そして、ウィルに今日の仕事について説明された。
「と、言うのが本日の貴方たちの業務内容です。不明な点はありませんね」と有無も言わさずウィルは去っていった。
やっぱウィルは社畜って感じするな…なーんてウィルに言ったら「誰のせいだと思ってるんですか、貴方の愚兄のせいなんですが。」って言われそうで怖いから絶対に言わないことにする。
自分で言うのもなんだが、私は仕事はきちんとこなすタイプだ。特に今日は全部が書類系なので結構楽だ。なので今日もチャチャッと仕事を終わらせたのだが…この後どうしようかで凄く悩んでいる。
なんか今日はいつにも増して甘いものが食べたい気分なんだよね。いつものケーキ屋さんに行くか？いや、今日は冒険したい日だ。うーむ。そういえば最近、人間界の方で新しいケーキ屋さんがオープンしたとかなんとか…よし、今日はそこでケーキ買ってくるか。
「グレル、ロナルド、私仕事終わったからケーキ買ってくるね。あ、2人にもお土産は買ってきてあげるから安心してね！」と、2人に一方的に告げて私はケーキ屋に向かった。2人の止める声が聞こえたけど、聞こえなかったことにしよう。うん、そうしよう。
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じゃがりこ(プロフ) - 花音さん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂き嬉しいです！ですが、花音さんの好きだった内容やストーリーではなくなっている可能性があります。絶賛内容変えまくってますので。ですが、読んで貰えるように頑張りたいと思います！！ (2021年1月22日 4時) (
レス) id: f0ba9e7299 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2020年12月9日 0時) (レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - コメントくれると私のモチベが上がるんで…お願いします！＿○／|＿ 土下座 (2020年2月29日 22時) (レス) id: bcfa771ecf (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 雫さぁぁん！！もうなんて嬉しいこと言ってくださるんですか？！そんなこと言われたら更新したくなるじゃないですか！でも今日は無理なので明日更新します！楽しみにしててくださいね！(*^^*) (2019年12月14日 21時) (レス) id: bcfa771ecf (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とってもおもしろかったです！ グレルの妹なんて超私得！ 続き楽しみです！頑張ってください！ (2019年12月14日 9時) (レス) id: 6a2252008f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃがりこ | 作成日時：2019年11月7日 3時
