好き ページ9
暫くそこにいると、足音が聞こえてきた
ベルトルト「あれ？A、こんな遅くに何やってるの？」
A「ベルトルト・・・ライナー・・。」
貴方達の方が何やってるんだって突っ込みたかった
こんな夜中に2人で何処に行っていたんだろう
ライナー「あ、俺さっきのとこに忘れ物しちまった。先にいっててくれ。」
そう言って、ライナーはベルトルトに何か耳打ちをした
そしてベルトルトの「分かってるよ。」という声が聞こえた
ベルトルト「あんまり感心しないな。女の子がこんな遅くに外に出てるなんて。」
A「・・・ちょっと風に当たりたかったの。」
ベルトルト「でも、そろそろ部屋に戻りなよ。同室の子が心配してるんじゃない？」
ミーナはそういう風に帰りが遅くても、心配することはなさそうな性格だ
でも、あんまり遅いと教官にも怒られるかもしれないから、もう戻ることにした
A「わかった。もう帰るね。じゃあ・・・。」
ベルトルト「ちょっと待って。」
私は背を向けた体をまたベルトルトの方に向き直した
早く帰れって言ってるのに・・・
ベルトルト「部屋までは無理だけど、女子の方の寮までは送ってくよ。」
A「え、いいよ。結局訓練場の中だし・・・。」
ベルトルト「いーの！僕が心配なんだから。」
ベルトルトはそう言って、私の隣で歩きだした
あぁ、まただ
喉の奥から息が苦しくなる
自然とさっきのミーナの言葉があたまの中でリピートした
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ミーナ「それね、ベルトルトのことが好きなんだよ。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
好き？
もうわかんないよ
最近まで、人となるべく話さないようにして
関わらないようにして
傷付かないようにしていこうと思ってたのに
ベルトルト「A？」
名前を呼ばれただけで、胸が苦しくなる
笑顔を見るだけで、顔が綻ぶ
肯定するしかないや、ミーナ
私はベルトルトが、好きなんだ
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aibo(プロフ) - miya*sさん» わーそうなったらめっちゃ素敵ですね！夢ですね( ^ω^ ) (2014年8月13日 23時) (
レス) id: 74b3ce534a (このIDを非表示/違反報告)
miya*s - aiboさんの小説、漫画化したいです！ (2014年8月12日 20時) (レス) id: c035ca63d6 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - aiboさん» 大丈夫です〜話が面白いので！(*^_^*)ｂ (2014年1月10日 18時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
aibo(プロフ) - Reoさん» 一応2800くらいですけど、矛盾は見逃してください((((；ﾟДﾟ))))))) (2014年1月10日 17時) (レス) id: 0e885a8303 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - 面白いけどこの場所にこの世に存在・・・？矛盾（（（（ (2014年1月10日 15時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aibo | 作成日時：2013年6月24日 23時
