解散式の夜2 ページ24
クリスタ「え！？辞退したの？」
A「うん。別に憲兵団に入る気ないから、いいかなって。」
部屋に入ってから、どこの団に入るかでもちきりだ
ミーナ「びっくりしたよー！Aのことだから当然入ってると思って。」
アニ「調査兵団に、入る気？」
A「うん、そうだね。」
迷いはない
憲兵団の権利はもうない
駐屯兵団に入っても、あまり意味はない
A「アニは憲兵団？」
アニ「あぁ、うん。そうするつもり。」
アニが憲兵団というのは勿体ない気もする
あれ程格闘術も強いし、調査兵団に入っても生き残れそうなのに
ベルトルト「A、ちょっといいかな？」
A「ベルトルト、ライナーはいいの？」
ベルトルト「あぁ、何かよろしくやってるから大丈夫。」
大丈夫
そう言った時のベルトルトは、なんだか不安そうな顔に見えた
ミーナ「じゃあ、私たちは向こうにいるから！」
そういってミーナとアニはいってしまった
・・・・
A「明日が最後だね。3番、おめでとう。」
ベルトルト「ありがとう。辞退したんだってね。」
A「うん。迷わないためにもね。」
ベルトルトと私の話は、淡々としていた
これまでのことを思い出すように
ベルトルト「・・・君はこの間、巨人を殺すために調査兵団に入るっていったよね。もしその巨人たちを倒したら、君はどうするの？」
しばらく話してた時だった
ベルトルトが、顔を歪めてそんなことを聞いてきたのは
A「そう、だね・・・。もう私の生きる意味がなくなるから、その時はなるべく巨人を倒して死ぬかな。」
考えたことがなかった
巨人を殺した後のことなんて
A「・・・でもね、昔の夢があるの。いつか大切な人を作って、その人と生きていくっていう。もう諦めた夢だけどね。」
ベルトルト「もし・・・そんな人が現れたら、どうする？」
もう、現れてる
いるんだよ？目の前に
同じ未来を見ていきたい、大切な人が
A「さぁ、どうだろうね。」
私の声は、震えていた
まるでこのまま永遠の別れをするようで
憲兵団と調査兵団に別れてしまったら、もう二度と会えないんじゃないかって、怖くなった
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aibo(プロフ) - miya*sさん» わーそうなったらめっちゃ素敵ですね！夢ですね( ^ω^ ) (2014年8月13日 23時) (
レス) id: 74b3ce534a (このIDを非表示/違反報告)
miya*s - aiboさんの小説、漫画化したいです！ (2014年8月12日 20時) (レス) id: c035ca63d6 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - aiboさん» 大丈夫です〜話が面白いので！(*^_^*)ｂ (2014年1月10日 18時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
aibo(プロフ) - Reoさん» 一応2800くらいですけど、矛盾は見逃してください((((；ﾟДﾟ))))))) (2014年1月10日 17時) (レス) id: 0e885a8303 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - 面白いけどこの場所にこの世に存在・・・？矛盾（（（（ (2014年1月10日 15時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aibo | 作成日時：2013年6月24日 23時
