花火 ページ14
ミーナ「そろそろかな・・・。」
私たちは皆で空を見上げて待っていた
すると、一本の線が空に上がっていった
耳が痛くなるほどの爆音がして、赤い花火が空に咲いた
A「綺麗・・・。」
思えば、今まで打ち上げる花火を見たことがなかったかもしれない
めんどくさそうにしていた人も皆、その空の花に夢中になっていた
ある2人を除けば
サシャ「花火なら食べ物の形にして欲しいです・・・。」
コニー「もっとこう、派手なドカーン！みたいなやつねーのかなぁ。」
エレン「煩いぞ！お前ら！！」
この2人は相変わらず、あまり花火に興味はなさそうだ
連続して上がる花火に夢中になって、ミーナが隣にいないことに気がついたのはそれから何分もあとだった
それどころか、周りの人がいない
A「あ、れ・・・？」
ベルトルト「皆なら、もっと見える位置があるとかでそっちにいったよ。」
A「ベルトルト・・・声かけてくれればよかったのに。」
ところで、なんでベルトルトはここにいるのだろう
ベルトルト「ほんとはミーナが声かけようとしてたんだけど、Aがあんまり嬉しそうに花火見てるから、僕が残るって言ってね。」
A「そうなんだ・・・ごめんね。」
私もミーナ達の所に行こうと思い、動いた時
長い間立ちっぱなしだったからだろうか
よろけて、倒れそうになってしまった
ベルトルト「っと、大丈夫？おぶろうか？」
A「だっ、駄目だよ！重いから！！」
ベルトルト「でもこないだ運んだ時、すごく軽かったけど。」
言い合いを続けていたが、私の格好の関係で、支えてもらいながら行くことにした
A「ベルトルト、やっぱり憲兵団に入るんでしょ？」
ベルトルト「うん・・・出来ればそうしたい。」
彼と傍にいたかった
1秒でも、多く
A「じゃあ、もうちょっとでお別れだね。」
ベルトルトは、何も言わなかった
まるで、別れを望んでるかのように
暫く2人とも黙っていたけど、ベルトルトが口を開いた
ベルトルト「・・・なんでAは調査兵団にこだわるの？君なら憲兵団にも入れるのに・・・。」
そんなの、答えが出ていた
ベルトルト「少しでも・・・幸せになりたいと思わないの？」
幸せって、なんだろう
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aibo(プロフ) - miya*sさん» わーそうなったらめっちゃ素敵ですね！夢ですね( ^ω^ ) (2014年8月13日 23時) (
レス) id: 74b3ce534a (このIDを非表示/違反報告)
miya*s - aiboさんの小説、漫画化したいです！ (2014年8月12日 20時) (レス) id: c035ca63d6 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - aiboさん» 大丈夫です〜話が面白いので！(*^_^*)ｂ (2014年1月10日 18時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
aibo(プロフ) - Reoさん» 一応2800くらいですけど、矛盾は見逃してください((((；ﾟДﾟ))))))) (2014年1月10日 17時) (レス) id: 0e885a8303 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - 面白いけどこの場所にこの世に存在・・・？矛盾（（（（ (2014年1月10日 15時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aibo | 作成日時：2013年6月24日 23時
