理解者 ページ11
A「花火？」
ミーナ「そっ。花火。」
あの日以来、私とミーナは部屋でよく話すようになった
大体はミーナのことを話すけど、たまにベルトルトの話とかもあった
A「どうして花火なんか・・・。」
こんなに「食糧不足だ」「裕福をするな」って言われてるのに、そんなお金の余裕はあるのだろうか
ミーナ「毎年恒例らしいよー。訓令兵の解散式が近くなると、やるんだって。」
最後の、ちょっとした余興かもな・・・
そう思った
これからは巨人と戦い、簡単に命を落とすことになる
特に調査兵団に入る人は尚更に
そんな人たちへの、最期の思い出だろうか
ミーナ「そこでよ！A、ベルトルトに告白するチャンスよ！！」
A「はっ？？」
ミーナ「毎年いるんだって〜♪このタイミングで彼カノになる人♪」
・・・・
王室・・・も酷いと思う
花火をするのはもちろん王室の許可済みだろう
これからほとんどの人間が命をさらされることになるのに、そこで一旦夢をみさせるんだ
A「いいよ、私は。告白なんてする気ないし。」
ミーナ「なに言ってるのよ！もうそろそろでお別れかもしれないのよ！？」
確かにそうだ
彼は憲兵団
私はきっと調査兵団に入る
ベルトルトは優秀だから10番以内は間違えないだろう
そうしたら、もう2度と会えないかもしれない
A「私は・・・調査兵団に入りたい。だから今告白しても、それがどっちの答えでもベルトルトに私が死んだ時、荷を負わせてしまう気がするの。」
あの人は、優しいから
ミーナ「・・・・Aがそういうなら止めないけどさ・・・。」
A「ありがとう、ミーナ。」
彼女はきっと私の理解者なんだろう
私の気持ちを汲み取ってくれる
A「ねぇミーナ。貴方は何処の団に入るの？」
ミーナ「ん〜〜〜、最近迷い中。前までは憲兵団か駐屯兵団がいいと思ってたんだけど・・・。」
そう言った時、すぐに頭に浮かんだ人物がいた
エレン=イェーガー
彼の言葉は 今年の訓令兵の入団に大きく影響するだろう
ミーナ「・・・Aがいるからさ。」
A「え？」
ミーナ「Aがいるから、調査兵団でもいいと思えてきたんだよね。」
私は、あのエレン=イェーガーの影響でミーナも調査兵団にしようかと思っているのだと思っていた
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aibo(プロフ) - miya*sさん» わーそうなったらめっちゃ素敵ですね！夢ですね( ^ω^ ) (2014年8月13日 23時) (
レス) id: 74b3ce534a (このIDを非表示/違反報告)
miya*s - aiboさんの小説、漫画化したいです！ (2014年8月12日 20時) (レス) id: c035ca63d6 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - aiboさん» 大丈夫です〜話が面白いので！(*^_^*)ｂ (2014年1月10日 18時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
aibo(プロフ) - Reoさん» 一応2800くらいですけど、矛盾は見逃してください((((；ﾟДﾟ))))))) (2014年1月10日 17時) (レス) id: 0e885a8303 (このIDを非表示/違反報告)
Reo(プロフ) - 面白いけどこの場所にこの世に存在・・・？矛盾（（（（ (2014年1月10日 15時) (レス) id: e2078e744c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aibo | 作成日時：2013年6月24日 23時
