爆豪君の心の中は ページ2
「なあ出久、ホ モとか意味わからないよな？」
と、振り返って出久に聞いてみる。一瞬口元が微笑んでいるように見えたが気の所為だったのだろうか。すぐに苦笑いの表情を浮かべた。
「あっ…そうだね！
…かっちゃんにしては中々いいこと言うじゃんか。そうだ、僕達はイチャイチャしているんだ。それでAを独り占め出来ているのも僕だけ…」
「…おい、デク。てめぇ聞こえないようにボソボソ喋ってるつもりだろうけどよ、全部聞こえてんだよクソナード！！」
それを聞いて俺、さらに爆豪の友達も驚いていた。だって出久がなんて言っているのかわからない俺よりも遠くにいる爆豪が、出久の言ってることが理解出来てるんだから。
「は？爆豪…なんで出久の言ってることがわかるんだ？」
「ああ！？嫌でも耳に入ってくるわ！！」
「へ〜、じゃあ出久はなんて言っ」
ボンッ！！と、俺が言葉を言い終える前にいきなり爆豪がノートを爆破しやがった。色んな意味でイヤミかよお前。
それからボロボロになったノートを窓から投げやがった。おいどんだけクソな性格してんだ。
「…おいクソナード、てめぇはまじで何考えてやがる」
「それはかっちゃんにも言えることだろ？」
目の前で火花が散るのが見える。…どういうことなの？あと一体何を見せられてんだろう。
爆豪の掌からも火花(物理)が見えた。これはまずいと察し、この場から脱出しなくてはと考える。
「…てかさー出久。ノートはいいの？多分この窓の下って池だったはずだよ」
「あっそうだ！それはまずい！！…それじゃあ行こっか、A」
「…お、おう。そうだね」
なんで今爆豪の方を見てニヤってしたんだろう。俺も幼馴染みのはずなのに、まったくわからないよ…。
それと案の定爆豪も、
「〜〜ッッ！！！」
くっそ怒ってるし。
これ以上はマジでまずいと思って、出久のリュックを押してその場から脱出した。
「A？なんでそんな急いで…？」
「いいから速く速く…！！」
＊
ずるいずるいずるいずるい。なんでデクのヤツなんかがAと一緒に…？
グルグルと渦回る黒い感情が、胸の中で居座る。
あー今すぐにでもAのことをデクから引き離してぇ。そうすればAの奴も、絶対俺に堕ちてんのに…！
欲望はどんどん溢れ出てくるのに、行動には出せない。
でもぜってーいつかAを手に入れてやるわ。そして俺だけのものに…。
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キャラ崩壊ごめんさい
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ななな - やっばい。ヤンデレ可愛すぎかよおおおおおおお！！更新停止中かよおおおおおお(泣) (2019年9月12日 20時) (
レス) id: eb9d7d52b6 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ - やばいヤンデレデク無茶苦茶タイプ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 76efca60e0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: 57d4f6c443 (このIDを非表示/違反報告)
(･ω･)(プロフ) - ゼロさん» まあ、これからまたどういう展開になっていくのかをぜひお楽しみくださいー！ (2019年5月25日 23時) (レス) id: 40f7b4a37b (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - な、なんだってー！ (2019年5月23日 16時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(・ω・) | 作成日時：2019年4月6日 23時
