ranunculus 103 ページ5
「……?どしたん」
「いや、なんか…嬉しくて」
そう言う紫耀の声は、少し濁っていて
「泣いてる?笑」
「泣いてへんわ!」
「私そんな泣くほど嬉しいこと言った?」
「だから泣いてへんって」
「あはは(笑)わかったわかった」
車内は暗くて、確かめることはできないけど
紫耀が泣いてないって言うなら泣いてない
…ことにしよう。
「いつでも、って嬉しい。」
「え?」
「俺といつでもぎゅーしてくれるん、嬉しい」
「なにーそんなこと?笑」
「そんなこと?はぁ〜あかんな〜そんなん言うAちゃんとはもうぎゅーもちゅーもなーんもしません」
「ええ〜〜??なんで!!」
「せっかく嬉しかったのに。バカにして…」
ブツブツ言いながら拗ねてる横顔
チュッと頬にキスすると
びっくりした後、途端に緩んだ
「急になんや!!運転中やで!!」
なんて怒ってるように見せながらも
ニコニコ笑顔に戻ってる紫耀が可愛くて笑った
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咲(プロフ) - まいさん» まいさんコメントありがとうございます(^-^)!亀更新にはなりますが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします〜♪ (2017年4月2日 14時) (レス) id: 8b8cb74abd (このIDを非表示/違反報告)
まい - すごくお話が気になります。更新頑張ってください。 (2017年3月30日 3時) (レス) id: f689b4838e (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます!!亀更新な上にちょい出しな感じですがこれからもよろしくお願いします(笑) (2017年3月24日 14時) (レス) id: 8b8cb74abd (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きが気になります! がんばってください!応援してます。 (2017年3月20日 11時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲 | 作成日時:2017年2月26日 17時