ranunculus 116 ページ18
「はい、コーヒー」
「おう、ありがと〜」
久しぶりに会った二人は
思い出話に花を咲かせていて
なんとなく私は置いてけぼり
まあ久々に会うとこんなもんやんなぁ
なんて思いながらコーヒーを飲んで
少し小さめに流れるテレビを見ていた
「Aは?」
「えっ?」
「大学卒業したらどうすんの?」
至ってふつーの表情で大吾が聞いてくる
大吾も私も、ずっと一緒だった。
幼稚園の頃からずっと
隣に並んで歩いてきた
きっと、これから先もそうなんだろうと
疑うことないその眼差しが
私には、苦しい。
「まだ…考え中、かな?」
痛い
紫耀の視線が
嘘つきって思ってる?
ごめん紫耀
大吾に話すのは、もう少し時間が経ってから
「まぁ、ゆっくり考え。焦らんと」
紫耀の言葉が、胸に刺さった。
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咲(プロフ) - まいさん» まいさんコメントありがとうございます(^-^)!亀更新にはなりますが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします〜♪ (2017年4月2日 14時) (レス) id: 8b8cb74abd (このIDを非表示/違反報告)
まい - すごくお話が気になります。更新頑張ってください。 (2017年3月30日 3時) (レス) id: f689b4838e (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます!!亀更新な上にちょい出しな感じですがこれからもよろしくお願いします(笑) (2017年3月24日 14時) (レス) id: 8b8cb74abd (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 続きが気になります! がんばってください!応援してます。 (2017年3月20日 11時) (レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲 | 作成日時:2017年2月26日 17時