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7つめ ページ8

「で、なんで俺のこと探してたんでィ」

「あ!そうなんです!総悟くん、一緒に街へ行ってくださいませんか?」

「え、」

「せっかく、こうして小袖にも着替えたわけですし」





俺に小袖姿を見せつけるかのように、両手を広げるA。





「父上の許可は取りました!護衛の者を付ければ許してやると言われました」

「お前の親父は甘ェな。下手すりゃショートケーキより甘ェや」

「だ、駄目ですか?」

「まぁ、いいですぜィ」

「わぁ!」

「いやちょ、待て総悟。いいですぜィじゃねーよ!勝手に判断すんな、護衛隊作んの誰だと思ってんだ」

「護衛隊って…何人連れていく気でさァ」

「7人くれーだよ」

「いらねーですよ、そんな。俺一人で十分でさァ」

「何言ってんだクソガキ!!!姫の護衛が一人とかナメてんのか!」

「そんなぞろぞろ連れてるから逆に目立つってことくれぇ想像できないんですかィ?ほんと使えねェ野郎でィ」

「お前 年上を敬うって言葉知ってっか?ぶん殴るぞてめェ」

「総悟くん、土方さんを大切にしなきゃダメって私言いましたよ!」

「………。」






ちらり、Aを見る。

不満そうな顔。



はぁーーーー、とわざとらしくため息をつき、後頭部を掻く。







「はいはい、さーせん、土方さん」

「もう、そんな適当に」

「いーんだよ。さ、ってなわけで行くか。じゃ、夕方くらいには帰ってくるんで。行くぞA」

「え?!いやだから護衛隊ーーーーーーー!!!!!」






土方の悲鳴を華麗にスルーし、Aの腕を引いてさっさとずらかる。


さ、Aと江戸町デートってとこかねェ。

8つめ→←番外編 お誕生日なお話



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組
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(プロフ) - 茜さん» 銀魂に出てくるキャラは皆素敵なので、少しでも良い所を出せていけたらな…と思いつつ書いています。だから、このようなコメントを頂けてとても嬉しいです!本当にありがとうございます(*'▽') (2016年8月10日 20時) (レス) id: 9f8ab9b016 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - もちろんです!この作品って沖田さんもすごく魅力的にかかれているけど、その他の銀さんとか夢主ちゃんもとっても魅力的で素敵ですよね! (2016年8月6日 15時) (レス) id: 4df2c4eb49 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 茜さん» 抑え…きれるでしょうか…彼は…。二編で沖田さんはしっちゃかめっちゃかになります。どうかそんな彼を見守ってあげてください!(*'▽') (2016年8月6日 13時) (レス) id: 9f8ab9b016 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 沖田くん抑えきれるかな…。いや私的には抑えなくてもi((殴蹴 (2016年8月3日 1時) (レス) id: 4df2c4eb49 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 茜さん» ただいま、第二編を作成いたしました。こちらでの執筆は終了しましたので、完結という形にしてしまいました…!お騒がせしてしまい申し訳ありません。どうかこれからもよろしくお願いいたします。 (2016年8月2日 20時) (レス) id: 9f8ab9b016 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年7月5日 20時

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