短編集！（色々なアニメが混じっているよ！）死にたいあなたへ止めてもらおう！

文豪ストレイドッグス・江戸川乱歩 ページ2

江「ねぇそこの君。何、馬鹿なこと考えてるの。え？なんでわかったかって？あったりまえじゃん。なんて言ったって僕は名探偵だからね！」

そうとある店で首吊り縄を買ってきた帰りのあなたを見かけ声をかけてきた江戸川乱歩さん

江「大体その袋のシワの出来方、、、そしてそこまで重そうにしていないし首吊り縄、、、でしょ？」

少しだけ目を開け綺麗なエメラルド色の瞳が覗く。

江「悪いけど、その死に方オススメしないな！何故なら確かに首吊りは苦しくはないが、もし失敗してしまったら記憶力低下、言語障害、運動障害などになる確率が高い。いやほぼ確実になるだろう。」

一度開けた目をまた閉じながら言った。

江「また此れは稀な例だが、意識喪失した後に体が痙攣し、失敗に終わることもある。そうなった場合一生病院のベットの上で幸も不もなく死なずに過ごすことになるぞ。それに君の思ってるような綺麗な死じゃない。見つけた時に面倒だ。だからやめておいたほうがいい。」

少し早口だがとても聴きやすく安心する声だった。

江「ほら、ちょうだい。」

唐突に手を出しながらそう訴えかけてきた。

貴方が慌てて縄を渡すと

江「ちがーう！これじゃない！駄菓子！！教えてあげたんだからこれぐらいあたりまえでしょ！！」

と、両腕を上にあげながら叫んだ。

江「まぁ今日は疲れたからまた明日でいいよ。はい、これ連絡先。明日、昼2時にまたここで、絶対来てよ？今日のお礼なんだから。あ、後、僕の気がすむまで死のうとするの禁止！考えるのも禁止！」

江「え？僕の名前？こんな事もわからないのかしょうがない。特別に教えてあげよう僕の名前は江戸川乱歩！君は特別に乱歩って呼んでいいよ！なんてったって僕のお気に入りだからね！君のことはだいたいはわかるよ。なんて言ったって僕は名探偵だからね！」

そう言って再びあの綺麗なエメラルド色の目が覗いた。

江「君の名前、、、当ててみようか？Aでしょ？ふははは！そんな驚いた顔して！だぁかぁらぁ！言ったでしょ！僕は名探偵だって！だから君がなんで悩んでるかも知ってる。、、、、勝手に死んじゃ許さないからね。なんかあったら僕を頼っていいからさ。いつでもかけてよ、その電話番号に。しょうがないから僕が助けてあげる！ん？なんでそこまでするのかって？それはもちろん



初めて出会った時からAが好きだからだよ。



兎に角、これからはずっと僕のそばにいること！これ絶対ね！」

キミガシネ・ケイジさん（神音神羅様リクエスト）→←文豪ストレイドッグス・太宰治

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