目を開く話 ４話 ページ23
『また時間が開いたけど続くよ！』
〈想い出〉
蒼い空に目に良さそうな色に彩られた木々。
蝉の鳴き声が家の中にいると遠くに感じる。
例年より暑くなった日のお昼過ぎ、２人の子供と母親は一番大きな木の下で寝転がっていた。
『暑いねぇ…』
「そうだね…」
髪色以外はとても良く似た、まだ10になるかならないかの幼い少女２人が言う。
「今日はお盆だから、川でも泳げないわね」
母親は残念そうにする少女達の頭を撫で、なぜ泳いではいけないのか疑問に思っている２人に優しい声音で言った。
「お盆に泳ぐとえんこ様に足を引っ張られるのよ」
「えぇ…怖い」
『お母さんは僕やマリーがいなくなったら悲しむ…？』
発した言葉は何に対して怯えているのか。
「…。えぇ、勿論。」
そう囁きかけると母親はおもむろに２人の子供の額に唇を落とした。
そして、
「＿＿とマリーに幸せが訪れますように。」
と願いをかけた。
「お母さん、それなあに？」
「ふふ、幸せになるおまじないよ。」
『僕もマリーとお母さんにする！』
「私も、！」
これは遠く近い記憶。
まだ目を"あわせる"ことすらしなかった頃の。
重く思く想い記憶＿＿＿＿。
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漢字変換してないのはわざとです
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ユウミ(プロフ) - 恋歌@雲雀ファンクラブ会長さん» そう言ってもらえると、とてもありがたいです!!更新頑張っていくので見捨てな((これからもよろしくお願いします!! (2014年8月22日 20時) (
レス) id: ed08ce7fed (このIDを非表示/違反報告)
恋歌@雲雀ファンクラブ会長(プロフ) - 面白いです(*>∀<*)これからも頑張ってください(*≧∇≦)ﾉ (2014年8月22日 19時) (レス) id: f6c9f1995a (このIDを非表示/違反報告)
ユウミ(プロフ) - ラル・ミルチ(エネorロウム)さん» 菖蒲、ゆらですね!!ありがとうございます！全然中二病じゃないと思いますよ!? (2014年6月25日 7時) (レス) id: 9e9c5de9b5 (このIDを非表示/違反報告)
ラル・ミルチ(エネorロウム)(プロフ) - あのー名前の案なんですけど…菖蒲かゆらはどうでしょうか？菖蒲はアヤノに似てることから、ゆらはユニと一文字違いだしゆらゆらと揺れる陽炎をイメージしたんですけど…すみませんっ！本当私って中二病だわ← (2014年6月24日 23時) (レス) id: 21229c9dd3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウミ(プロフ) - トモカさん» おお…!!なんかすごい意味のこもった名前ですね!!リストに入れておきます！ (2014年6月14日 10時) (レス) id: 9e9c5de9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウミ | 作者ホームページ：あるわけねぇだろダァホ！(・３・) by リン
作成日時：2014年3月12日 12時
