死にたい ページ18
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僕の人間関係はいつもぐちゃぐちゃ 恋人ができたって話したところで僕の痛みは解決しない、記憶ごと削除しないと、僕はそういう薬がほしい いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも嫌な記憶に囚われてばかりだ あのときの僕は世界でいちばん最低で、何も考えていなくて、だから迂闊な行為に走った、
でも僕だって苦しかったの、ねえ、話を聞いて。楽しいのに苦しくて、痛くて、振り回されて、僕は手首を切って、引き留めるきみがずっとずっとずっとずっと頭の中をずるずる這いずって僕の海馬をきつく抱き締めて離さない。これは僕のものだと、後から後から僕を支配してくれようとする可愛い子をにらんでいる、まるできみとは思えない顔で、初めて見たよ。そんなとこ
だから苦しい。僕は早く解放されたい。きみともう一度話したい。もう忘れたい。好きになってほしい。嫌いになってほしい。幸せで記憶を書き換えたい。もう思い出なんか死んでしまえ。
そんな矛盾をかかえて生きているんだよ、僕は
生きているんだよ、
生きている、
生き
死にたいよ。ぼくはぼくはぼくはぼくはぼくは死にたい。早く死にたい。生きていたくなんかない。何度だって考えてやる、ぼくがこの世界にさよならを告げるその日を、妄想して、自分の脳みそを犯して、それで満たして、薬を飲んで、死ぬ時は、きみと一緒がよかった。最後まで。隣にいてほしかった。
ああ、なんで死んでしまうの
それをきみの声で聞きたかった。
僕が死んで悲しむきみの姿を、目に焼き付けておきたくて、
だめだった
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夜野黒兎@病み垢(プロフ) - この日記を読んで、自分と同じ境遇の人が居るんだと安心できました。これからも応援しています。(小学生女子(仮)より) (2023年4月1日 17時) (レス) @page2 id: f1bb19ef36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てるてるぼうず | 作成日時:2023年3月5日 0時