愛してるを知りたい少女〔リヴァイ〕 (ページ10)

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壁外調査① ページ10

ほとんど漫画を見て書いてます。ではお話をどうぞー
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「開門始めーーーーっ！」

「今日また一歩我々は前進する！！訓練の成果を見せてくれ！！人類の力を思い知らせてやるのだ！！」

「全員前進！！」
団長の言葉で多くの兵士が進みだした。私も前進しなきゃ！

「なぁ・・・今からでもいい・・誰か・・・嘘だって言ってくれよ・・・」
ファーランが震えながら言う。まあそれはそうでしょうね。

「ああ、嘘みたいな話だ。地下にいた人間が壁の外に出るなんてな。」

『ええ。そうね。』

「すっげぇ！！」
確かにすごいわね。この景色。

「ああ、悪くねぇ」

「はぁ・・・・最悪だぜ・・・壁の外に出ちまうなんて」
ファーラン・・確かに、最悪ね

『計画通りなら今頃、例のものを手に入れてずらかってたハズなのに、エルヴィンの奴、どこに隠してるの・・』

「心配するな、巨人は俺が何とかする」
リヴァイ・・・・

「いくらお前でも巨人が相手じゃ・・」

「俺を信じないのか？」

「いや、そういうわけじゃないが・・・・・」

「ケケケ、ファーランびびってやんの！」
こらっ！イザベルといって叱りたいけど・・・・かわいいから無理ね・・・・・

「おい、誰がびびってるって！？」
　
「巨人なんて俺がチョチョイと始末してやるから」
喧嘩なのか？これは・・・・

「おまえなぁ・・・・」

「ふざけるなっ！！巨人はお前らが考えているような甘ちょろいものじゃない！これまで何人の優秀な兵士が巨人に食われてきたと思ってる！？地下のゴロツキどもが・・・調子に乗りやがって・・・・」

『ねぇ、あなたはそういうけどね、私が巨人を倒したら、あなたたちみんな、ゴロツキ以下ってことになるわよ』

「なん・・・なんだとぉっ！？この・・・」
いい大人なのにきれてるわね

「ちっ」
あ、でた。リヴァイの舌打ち

「！」
リヴァイが兵士を睨んだ。あれほど睨むなっていったのに・・・

「なんだ貴様・・・・・」

「よせ！！サイラム！」

「しかし・・・分隊長！！」

「気を静めろ、この先新陣形の訓練が控えてるんだぞ。いつ巨人が出てくるかわからん状況で隊列を乱すな。、実践は訓練とは違うからな。」

『(確かにそうよリヴァイ。いくらあなたが強くたって相手は巨人なのよ。何が起こるか・・・)』

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