Cheri【アイナナ】 (ページ31)

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第29話-陸side- ページ31

-陸side-

悠人「ごめんなさい、自覚が足りなかったよね…これからは気をつけるよ。」

一「…いえ、そこまで責めるつもりはなかったので分かってくれるなら良いですよ。」

三「ごめんな、一織強く言ってるけどお前のこと心配してのことだからさ。」

悠人「分かってますよ、一織さんが誰よりも仲間思いなこと。それと素直じゃないことも。」

そう言ってにっこりと笑った悠人

っ～！！だから！なんでオレの胸ときめいてるの？！
うーん、わかんないなぁ。

あ…一織も顔赤くしてるし…

一「あ、あなたは何てことを言うんですか！照れ屋なんてそんなわけないでしょう！！兄さんも変な助け舟出すのはやめて下さい！！」

環「あー、いおりん照れてる。」

大「イチ、顔真っ赤だぞ。説得力なさすぎ。」

ナ「イオリとても可愛いです。キュートボーイですね。」

一織も何だかんだで年相応なところあって可愛いよな。ほんと、いつも生意気じゃなきゃいいんだけど…

そんな事を思っていると一織たちのやり取りを見ていた悠人が綺麗な顔でクスッと笑った。

悠人「本当にみなさん仲良いんですね。羨ましいくらいです。」

環「…？何言ってんだ？ゆうくんだって同じ仲間なんだから羨ましいとかおかしくね？」

壮「そうだよ、悠人くんももうIDOLiSH7なんだから。羨ましいなんて思う必要ないよ。」

「環くん、壮五さん…」

大「さっすが、言うことが違うね～MEZZO"は。」

壮「茶化さないで下さいよ、大和さん…」

そう言って顔をほんのり赤くする壮五さん。

すごいな、こうやって思った事を素直に伝えられる環と、欲しい言葉をすぐにくれる壮五さん。

俺もこういう風になりたいな、悠人を支えていけるそんな存在になりたい。

「そうだよ！悠人、これからもっともっと仲良くなって色んなこと話そう！」

悠人「陸くん…うん！」

ニコッと笑ってくれた悠人を見て、オレはこの笑顔を守ろうってこの時誓ったんだ。

小さい時にオレを守ってくれた天にぃみたいに。