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「始めるも何も、てめえとは友達終わりだろーよ」
不敵に笑うアバッキオを、彼が睨む。私はやばい、と思うが、相手はそれ以上何かをする訳でもなく、一言だけ言った
「うっせえぇぇ!!おめーになんか、まけねえ、からなああ」
そして彼は地中に消えていった。何か攻撃してくるかもしれない、と二人で警戒していたが、その後数分何も起きなかった。私は彼に言う
「ごめんね、アバッキオ。地面の下苦しくなかった?」
私のせいでこんなことになってしまったんだから、ほんとに心の底から申し訳なく思う。だが彼は気にする風でもなく、首を振って
「手を見せな」
とだけ言った
恐る恐る見せると、彼は手首を掴んで顔をしかめる。まあ皮膚が少しドロドロになっているだけで中身は何ともないのだが、まあ痛い
「…すまねえ、責任はとる…」
「いやいや、ごめんね、私こそ。巻き込んじゃって」
手は彼が包帯でぐるぐる巻きにしてくれた。外気に触れるよりかはマシだ、と言っていた。よく分からないけどそうだろうな、と思った
荷物も彼に持ってもらった。私が持つって言ったんだけど、やはり彼は優しい
「ほんとにごめんね」
「何回謝んだよ、悪いのは向こうだから気にすんな」
そして普段は見られない柔らかい笑みを見せた。レアだな、と思って私も笑い返した
その後、あの人が地中から現れて何度もアバッキオと睨み合いになったことは言うまでもない。
―――
遅くなってすみません(>_<;)
あとめちゃくちゃアバッキオ寄りになってしまって申し訳ない
自己選択【ワムウ・カーズ】★→←友達以上…?【セッコ・アバッキオ】★
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たつみ(プロフ) - 海月さん» いえいえ、私もサーレー好きなのでリクエスト貰えて嬉しいです、ありがとうございます!海月様の思っていたものと違っていないかどうか不安でしたが、ご期待に添えられたようなら良かったです<(_ _)>また機会があればよろしくお願い致します! (2021年6月4日 13時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - リクエストにお応えしていただきありがとうございました。今回もとても素晴らしいお話でした。サーレーの夢小説を書いてくれる人は少ないので助かっています。本当にありがとうございました。 (2021年6月4日 7時) (レス) id: fb1aebaa24 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - 海月さん» 了解です!遅くなってすみません(>_<;)出来上がった話に問題点があったら遠慮なく仰ってください!少々お時間頂きます<(_ _)> (2021年6月4日 0時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - リクエスト失礼します。サーレーの夢をお願いします。病んでいる感じで書いてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。 (2021年6月1日 22時) (レス) id: fb1aebaa24 (このIDを非表示/違反報告)
たつみ(プロフ) - モモまんじゅうさん» 了解です!ありがとうございますm(*_ _)m完成したものに何か気に入らない点などがありましたら、遠慮なく仰ってください! (2021年5月28日 21時) (レス) id: 1c25c6a3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペンシル x他1人 | 作者ホームページ:http://uranaimonsuto
作成日時:2018年12月30日 17時