その４１ ページ42
千秋「これにて！我ら＜流星隊＞と＜rabittu＞！＜MaM＞！そして＜Life＞の任務完了！！！」
光「かんりょーなんだぜ！！」
A「かんりょう...」
とみんなが笑い、お開きになった。Aは後片付けの手伝いをしていた。仕事の切り替えは早い。＜アイドル＞としてのAの仕事がおわったので、＜プロデューサー＞としての仕事をするのだ。
斑「Aさん！まだ、お手伝いをしてるのか。偉い！偉い！」
A「三毛縞さん、まだ帰ってなかったんですね...」
斑「ばっかもーん！愛娘を残して帰る親がいるか！というわけで、Aさんの仕事も手伝おう！！」
と重い箱を何個も持っていってしまった。さすが。自分ももう少し、筋肉をつけようかな力瘤を触る。そして、片付けが終わり、今日も一緒に帰る三毛縞とA。この日はお互い荷物が多かった。泊まり込みで練習をしていたので余計に。
斑「帰ったら、洗濯地獄だなあ。」
A「学校で洗ってはいたんですけど、乾かないもの...ですね」
一応、手荒いで洗っていたのだが、三毛縞がこれまたやらかした、というより未遂なのだがAの衣類を洗おうとしていたので、洗濯ものが入った桶の取り合いがあったのだ。もちろん、奏汰さんたちが助けてくれたが、お願いだから、学校でああいうのはやめて欲しい。ズボンのタグ事件もある。
A「...どこまで、世話を焼きたいんですか」
斑「んー？俺からみたら、Aさんはまだまだベイビーさんだぞお？」
A「...まさか、卒業しても、なんてことはないですよね？」
斑「.....」
無言の微笑みが怖い。そして、＜卒業＞という単語で思い出したA。
A「...三毛縞さんは、卒業したらどこの事務所にいくんですか？場合によっては引っ越さないといけないのでは？」
斑「ああ、それが親に勘当されてしまったからな。現金はある程度あるが、カードを止められてしまったしまったが。奏汰さんのところが、まあ寮を用意してくれるらしいから、そっちに引っ越すことになるんだが。今の家はそのままにしておこうと思う」
A「え？なぜです？..」
斑「仕事帰りとか帰宅するのに、寮まで戻るのに時間がかかるのはちょっとなあ、と思って。さらにいうと、Aさんが心配だからなあ。俺がいなくなったら、Aさん、寂しいだろう？」
A「..寂しいです」
斑「...Aさん？」
三毛縞は急に止まったAをみる。
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作者名：Luna | 作成日時：2022年3月16日 20時
