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その10 ページ11

ママ呼びにこだわる三毛縞VSママとは呼ばないけど、おばあちゃん呼びするAプロデューサー。

斑「ママだぞーーーー!??俺は」

A「...おばあちゃん」

斑「んん!!??育て方を間違えたか!?マ!マ!ですよーーーー!!☆」

A「ソダテラレテナイ、私、イッパンジン」

とこのように攻防戦が繰り広げられた昼食の時間。トリスタの人たちは爆笑してた。ママ呼びを強要してくる幼なじみの撃退法?その1を取得したAだった。満足じゃ。

薫「それで、あれ?」

A「ですね。」

隅っこで体育座りをして落ち込んでいる三毛縞。今、合同の体育の時間なのだが、準備体操ができなくて困っていた。本当に、あの三毛縞斑なのかといいたくなるような落ち込みかた。このままでは授業に支障が出かねないので、三毛縞の近くにいくA。

斑「...。」

A「...三毛縞さん。準備運動しないと、バスケできませんよ」

斑「..。」

A「....えーん、誰か準備体操してくれる優しい人はいないかなー(棒)。一人で寂しいよー(棒)」

薫「そんなんで、立ち直るわけ」

斑「このママにまっかせなさーーーーい!!!☆」

薫「いや、立ち直るんかい!!!」

さすがプロデューサーというべきか、あの三毛縞斑のあつかいもお手のものだった。立ちなおった三毛縞と準備体操をして、バスケの試合が始まった。けど、Aはなにもできないので、点数をいれる係を買った。

斑「Aさーーーん!!ママが頑張りますからねーーー!!☆」

A「ん...(手を振る)」

手を振って、応援?するA。正直この学園で女子はA一人。そんななか、一緒にバスケなんかしたら、彼らとボールに潰されるので、基本、点数と審判で体育の点数を稼いでいる。

A「(ご飯の、あとだから、ちょっと、眠い)」

あくびを噛み殺して、点数を記録するA。正直、ちょっと暇である。準備体操のあと、三毛縞とボールを使ったウォーミングアップを行ったが、その時点で、いろいろ危ない未来が見えてきた。180センチの巨人の玉なんて受け止められるわけない。ほんとに。

斑「Aさん、Aさん」

A「!!...三毛縞さん」

斑「ご飯のあとだから、おねむーって感じだな。うとうとしてるぞお」

A「ねむらないように、つねらないと」

とむにーっと頬つねるが効果がない。午後は寝てしまうかもしれない。

斑「ふふ、」

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作者名:Luna | 作成日時:2022年3月16日 20時

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