看病2 兄 ページ4
兄「いや、俺こそ悪かった。飯食えそうか?」
私は振り向いて兄者さんが作るの?え?とゆう驚きと不安に満ちた顔を向けた
兄「ちゃんとおっつんに聞いてきた」
任せとけと、さっきと打って変わって自信満々な顔の兄者さんがふわっと笑った
数十分後、兄者さん特製のタマゴ粥を美味しくいただいた私は薬も飲んで眠気が漂って来た
そんな私を見た兄者さん
兄「、、じゃ、しっかり寝とけ。俺リビングにいるからなんかあったら呼べ」
重くなる瞼。さっきまで近くにあった安心感が遠くへ行ってしまう。
さみしいな
兄「、、、、、ふっ」
背中を向けた兄者さんが笑った気がしたかと思えば、振り返って私の方は歩いてくる
そしてベットのそばに腰を下ろし
私の火照った頭を大きな手でゆっくり撫で
兄「ほんとわからりやすいなふうかは。安心しろずっとここにいてやるよ」
『、、でも』
兄「ふうかの風邪なら大歓迎」
ほら、もう寝ろ。と私の胸のあたりの掛け布団をリズムよくポンポンと叩く
なんだか、すごく、、、、
いい気持ち、、、、
『あに、じゃ、、さん』
兄「こんな可愛い寝言を聞けるなら、看病も悪くないな」
ーーーーーーーーーーー
後日談
見事に私の風邪をもらった兄者さん。
弟者くんとおついちさんと看病しながら、兄者さんは2人に部屋から出て行けと言ったり私には居ろって言ったり、、、
兄「ふうか、、、ん」
ベットの掛け布団の隙間から手を出してきた
その手をそっと掴めば
兄「、、、やっぱり、悪くない」
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ねぎ(プロフ) - くらふぃさん» くらふぃ様 コメントとリクエストありがとうございます!私なりの解釈と思考を加えて是非書かせて頂きますので、更新するまでお待ちください、これからも是非お時間がある時のお供によろしくおねがいします! (2018年7月20日 1時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
くらふぃ - 読んでてとても面白いなと思いコメントさせてもらいます!リクエストで2broさんがヤンデレみたいな感じのやつと弟者くんがアンドロイド(デトロイト的な感じで)を書いて欲しいです。これからも頑張ってください! (2018年7月20日 0時) (レス) id: 7dfbb3f94b (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 夏希さんさん» 夏希様、暖かいコメントありがとうございますぅ!大変嬉しいです!100%主の趣味趣向ですが、よろしければこれからもお付き合いください (2018年7月12日 18時) (レス) id: 23a2d9e4fa (このIDを非表示/違反報告)
夏希さん - はじめまして。小説読みやすくて、個人的に凄く好きです!夢主ちゃん純粋やぁ…頑張って下さい!陰ながら応援してます! (2018年7月12日 17時) (レス) id: f5183a7802 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 、さん» すみません、初心者で勝手がわからずフラグを外すのに時間がかかっています。不快にさせてすみませんでした。気をつけます (2018年7月11日 21時) (レス) id: 93885edbd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねぎ | 作成日時:2018年7月11日 21時