ピアノ77 ページ33
『ミスコン見事優勝が決まりましたが、いかがですか？！』
『学年クラス教えてください！！』
『ずばり、今のお気持ちは！』
「あの、えっと？；」
なんやかんや圧倒的な差をつけ、ミスコンの栄光に輝いてしまった松雪は
ろくに状況が飲み込めず報道部員に囲まれていた。
「そ、そうですね、ありきたりだけど、驚いてます？」
『そうですか、それにしても、どこのクラスの方です？失礼ですが、見覚えが』
「あーー、そう、ですね；休みがちなもので(遠い目)クラスのことはえっと、秘密です？；」
『せめて学年を！』
「えっ、と、３年かな？」
三年生に、春原なんていたか、とざわめく周囲。
ごまかすのも限界にきていた松雪はだれかに助けを求めたかったが、誰もいない。
その時、人をかきわけやってきた二人にはとても見覚えがあった。
環「あー、ごめん、ちょっと通して」
一織「すみません、その人は知り合いなんです；」
「環くんに、一織くん…！」
すがるように見つめる松雪に、苦笑いする一織に頭を撫でる環。
二人に無事レスキューされた松雪はどうにかその場から離れることに成功した。
人気の少ない空き教室に連れて行ってもらえば座るように促される。
「ふぁ〜、二人とも助かったよ；気づいたら巻き込まれてて；」
環「ゆっきー、なんで制服着てんの？」
「あー、この際だから全部話すと…」
事情を説明すれば、納得する環。
一織「あなた、馬鹿なんですか？真顔」
「ひぇっ」
一織「それとも、重度の巻き込まれ体質なんですか？」
「うぅ；返す言葉もありません(´・ω・`)」
しゅんと、小さくなっていれば、頭を撫でてくれる環。
一織もまた溜息をつけば、「仕方ないですね」と小さく笑ってくれるのだった。
環「ゆっきー、制服似合ってっし、バレねぇと思う」
「正直歩くだけで恥ずかしいです//」
環「いおりんもそう思うだろ？」
一織「そうですね、似合っｔ…って、なに言わせるんですか！！//」
環「そだ、ゆっきー、これ食う？外で売ってたんだけど、結構いける」
先程買った学祭特製プリンを差し出せば、受け取る松雪。
一織「ちょっ、四葉さん！それあなたが食べｔ…」
「わぁ、いいの？お腹空いてたんだぁ…おいしそうぅ//」
受け取れば遠慮なく頬張る松雪。おいしいぃ//と、瞳を輝かせていればまんざらでもない環。
一織が絶句したことは言うまでもない。
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湊(プロフ) - りんさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません(´；ω；`)最終章では、天ちゃんとの絡みが増えるかと思います。是非、天と百、二人を応援していただければと思います。ももちゃんもめっちゃ頑張る予定なんで。笑 コメントありがとうございました！ (2017年10月8日 10時) (
レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - こんにちは。忙しい中素敵なお話を書いて下さってありがとうございます！通知を受け取る時からドキドキしてます(笑）天ちゃんと百くんのライバル関係ハラハラする展開がありとても良かったです。百くん頑張れ！って心の中で応援しちゃいます！また続き楽しみにしてます (2017年10月7日 17時) (レス) id: 582f0542f6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - りんさん» こんばんは！はい、覚えてますとも！(｀・ω・´)楽しみにしていただいてるんですね、ありがたいです( ;∀;)わかりますっ、学生時代にいろいろ伝説作ってる思うんですよー。笑 思いつく限りは更新していくと思うので！よろしくお願いします！ (2017年10月4日 23時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - こんばんは！早速読ませて頂きました。前回のコメントで私のことを覚えていて下さって嬉しかったです！最初からずっとにやけっぱなしでキュンキュンしながら読むのが最近の楽しみです。学生時代の甘酸っぱい思い出がまたいいですよねー！また続き楽しみにしてます(*^^)v (2017年10月4日 20時) (レス) id: 582f0542f6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - Rennさん» さっそく読んでいただき嬉しいです(*´ω`*)かわいいって言ってもらえるのが最高のほめ言葉です。笑 これからも、よろしお願いします(*´ω`*) (2017年10月3日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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