ピアノ69 ページ25
――ももちゃん宅。
本当に困るこのお姫様…//
お店からタクシーを呼び、家についてからも起きる素振りがなく
タクシーを降りればおんぶし、部屋まで連れていく。
百「よいしょっと」
寝室のベッドにそっと寝かせれば、隣に腰掛け前髪に触れる百。
「ん〜」
百「っ！！//」
百の方に寝返りを打てば無意識に百の手を握る松雪。
びくっとすれば、いつもと雰囲気の違う松雪に緊張と理性がぎりぎりであった。
百「ほんっと、反則級にかわいいんだから…これくらい許して///」
手をつき、ゆっくりと近づけばそっと口づける百。
離れれば、名残惜しそうに髪を撫で寝室をでるのだった。
百「お、俺ひとりでここいるとか無理っ、自信ないっ！//」
ももりんジュースを冷蔵庫から取り出せば、ぐいっと飲む。
はぁ、と一息つけば、間違いが起こる前に急いで相方へと連絡を入れた
千「はい、もしもし」
百「ユキ？！ユキ、お願い助けて、俺、Aに殺 されちゃうっ///」
千「惚気なら、寝る…」
百「ホントなんだってば!お願い、一生のお願いだから、ウチまで来て///」
千「はあ、わかった。着替えたら向かうよ」
電話を切れば、とりあえずテレビをつけソファに座る。
百「ユ、ユキまだかな…//」
なぜ、こんなに百がそわそわするのか。
それは、
「も、もくん…？//」
ひょこっと顔を出す松雪。
そう、お酒が回ると"甘えた癖"がでてしまう彼女は、起きてくれば寂しそうにする。
百「あーーもうぅ///おいで、仕方ないぃ///」
悶えれば、来るように促す百。
良いよといわれれば嬉しそうに駆け寄ってくる松雪。
膝枕してあげれば、やさしく寝かしつける。
松雪の酔いがまわったときは、これが百にとっての日常なのだ。
千「モモ…？」
合鍵を使い入ってくる相方を目にすれば安心したように溜息をつく百。
千「お姫様モード？」
百「そうっ、しかも、このいつも以上にとびっきりかわいいモードのAのお姫様モード//もう、俺、死ぬかと思ったよ、ユキぃ//」
千「まだなにも起こってないのね、よしよし。これで一晩明かす？」
百「ユキったらイケメン！お酒買ってきてくれたの？」
松雪を膝枕したまま頭を撫でられる百。
いろいろあった今日という日の夜は、百、千、松雪という予想外なメンバーで
過ごすことになるのだった。
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湊(プロフ) - りんさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません(´；ω；`)最終章では、天ちゃんとの絡みが増えるかと思います。是非、天と百、二人を応援していただければと思います。ももちゃんもめっちゃ頑張る予定なんで。笑 コメントありがとうございました！ (2017年10月8日 10時) (
レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - こんにちは。忙しい中素敵なお話を書いて下さってありがとうございます！通知を受け取る時からドキドキしてます(笑）天ちゃんと百くんのライバル関係ハラハラする展開がありとても良かったです。百くん頑張れ！って心の中で応援しちゃいます！また続き楽しみにしてます (2017年10月7日 17時) (レス) id: 582f0542f6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - りんさん» こんばんは！はい、覚えてますとも！(｀・ω・´)楽しみにしていただいてるんですね、ありがたいです( ;∀;)わかりますっ、学生時代にいろいろ伝説作ってる思うんですよー。笑 思いつく限りは更新していくと思うので！よろしくお願いします！ (2017年10月4日 23時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - こんばんは！早速読ませて頂きました。前回のコメントで私のことを覚えていて下さって嬉しかったです！最初からずっとにやけっぱなしでキュンキュンしながら読むのが最近の楽しみです。学生時代の甘酸っぱい思い出がまたいいですよねー！また続き楽しみにしてます(*^^)v (2017年10月4日 20時) (レス) id: 582f0542f6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - Rennさん» さっそく読んでいただき嬉しいです(*´ω`*)かわいいって言ってもらえるのが最高のほめ言葉です。笑 これからも、よろしお願いします(*´ω`*) (2017年10月3日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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